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開催日:平成28年7月12日、13日 「ジカウイルス感染症対策研究に関するワークショップ」が開催されました

写真・1枚目
開会挨拶をする
ブラジル大使館・大使館次席代表Dr. Sarquis氏
写真・2枚目
チェアマンの倉根一郎・国立感染症研究所長
写真・3枚目
ワークショップ参加者

平成27年5月以降、ブラジル等中南米ではジカウイルス感染症の流行が急速に拡大し、ブラジル保健省によれば少なくとも50万人が感染したと報告されています。

また、妊娠中のジカウイルス感染と胎児の小頭症との関連性が強く示唆され、平成28年2月1日には、WHOが「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言しました。

わが国でもジカウイルス感染症対策を強化しており、AMEDでは平成28年2月10日、ジカウイルス感染症の流行に対処するため、ジカウイルス感染症に関連する研究から得られるデータや結果を遅滞なく共有する声明に署名しました。

また、平成28年度の第一回医療分野の研究開発関連の調整費で、総合的なジカウイルス感染症対策研究の拡充・推進に約3.2億円を配分し、重点テーマとして取り組みを進めています。

このような状況の中、平成28年7月12、13日、国立感染症研究所において、日本側から国立感染症研究所や長崎大学、研究班に参加する企業の研究者が参加、ブラジルからは、オズワルド・クルス財団(ブラジル厚生省所管国立研究機関)とベルナンブコ大学アサミ・ケイゾー熱帯免疫病理研究所から専門家が招聘され、「ジカウイルス感染症対策研究に関するワークショップ(研究班会議)」が開催されました。

このワークショップは、AMEDが新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業で支援する研究課題、「国内侵入・流行が危惧される昆虫媒介性ウイルス感染症に対する総合的対策に関する研究(研究開発代表者 国立感染症研究所ウイルス第一部 田島 茂)」班による主催で、両国から約40名が参加し、日本、ブラジル両国の研究者の間でジカウイルス感染症の流行の現状や対応、現在すすめられている研究等に関する発表が行われ、活発な議論が繰り広げられました。

AMED支援の本研究班が進めるジカウイルスの迅速診断法開発やワクチン開発等に向けての研究推進、さらには両国間の協力にも期待が高まる貴重な機会となりました。

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最終更新日 2016年7月20日

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