お知らせ

2016年11月17日 皇太子さまが京都の国際電気通信基礎技術研究所(ATR)を訪問、AMEDが支援する研究を視察されました

平成28年10月8日、皇太子さまが京都の「けいはんな学研都市」(関西文化学術研究都市)にある国際電気通信基礎技術研究所(ATR)を訪問されました。

写真・1枚目

ATR脳情報通信総合研究所の川人光男所長が、AMEDの脳科学研究略推進プログラムで行っている「人工知能による疾患バイオマーカーとニューロフィードバック治療、そしてリハビリテーションのための脳活動によるロボット制御」についてご説明しました。

川人所長らの研究グループは、成人の高機能自閉症を見分けるバイオマーカーを、新しい人工知能技術を用いて開発しました。AMEDが現在支援している課題では、自閉スペクトラム症以外に、大うつ病、統合失調症、強迫性障害、慢性疼痛などについて、脳の回路から疾患を見分けるバイオマーカーを開発しています。

皇太子さまからは大変重要な研究なので一層の努力を期待する旨のお言葉をいただきました。

また、同じくAMEDの支援により、慶應義塾大学と連携して開発中の、脳卒中のリハビリテーションに用いるBMI技術を使ったパワーアシストロボットのデモンストレーションを行いました。

写真・2枚目

この下肢外骨格ロボットは、患者の脳活動から運動の意図を読み取り、動きます。空気の圧力で筋力を発生し、ヒトのように柔軟に動くことができます。また、ロボットに備え付けられた多くのセンサの情報を組み合わせることにより、ロボットが患者のバランスの維持や歩行運動などをアシストします。

患者が「動作をはじめる」というイメージを強く持つと、人工知能が患者の脳活動からイメージを読み取り、外骨格ロボットが足踏み動作を開始、それを受けて運動がアシストされて患者自身の足踏みが始まります。

皇太子さまはロボットの重さや操作感についてご質問され、高い関心を寄せられているご様子で、リハビリテーションなど今後の発展に期待する旨のお言葉をいただきました。

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最終更新日 2016年11月17日

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