革新的先端研究開発支援事業

メカノバイオロジー機構の解明による革新的医療機器及び医療技術の創出

【研究開発目標】革新的医療機器及び医療技術の創出につながるメカノバイオロジー機構の解明

お知らせ一覧事業に関するお知らせ

2017年8月28日
プレスリリース 矯正歯科治療において歯の移動の新たな鍵となる細胞を同定―矯正歯科治療の標的細胞が明らかに―
2017年6月16日
プレスリリース マウスモデルで咀嚼刺激の低下が記憶・学習機能を障害するメカニズムを解明 ―よく噛むことが成長期の高次脳機能の発達に重要である可能性―
2017年4月21日
プレスリリース DNAは細胞のバネとしても働いている「DNAの新たな役割」を提唱

研究開発領域概要

本研究開発領域は、物理的刺激の生体における感知・伝達・応答機構を解明し、医療応用につながる基盤技術を創出することを主要な目的としています。

生体を構成する細胞は骨格筋や臓器の動き、血流や重力、あるいは隣接する細胞に起因する様々な物理的刺激(細胞を取り巻く微小環境の機械的刺激を含む)に晒されていると同時にそれらを自らの成長、分化、増殖、死、形態形成、運動の調節などに利用していることが明らかになってきました。しかし、物理的刺激がどのように感知され、細胞内でシグナルに変換された後、最終的な生理的応答や病態的応答を導くかの具体的な仕組みは明らかではありません。メカノバイオロジーは、この問題の解明を通して細胞、組織・器官、個体の構造と機能の調節に果たす物理的刺激の役割を明らかにするため、物理学、工学、医学、生物学が融合して誕生した新しい研究開発領域です。

物理的刺激の感知、応答機構の解明は、個体の発生、成長や創傷治癒における秩序だった組織形成、その破綻としての疾病の発症、あるいは組織・臓器の再生医療に至るまで、現在十分に解明が進んでいない生物学的及び医学的課題の解決に大きな突破口を開く可能性があります。また、我が国が誇るバイオナノ界面技術やMEMS技術などの先進技術を活用することにより、物理的刺激を定量的に負荷・制御できるデバイスや物理的刺激に対する生体反応を高精度に計測する基盤技術の開発が期待できます。

本研究開発領域では、メカノバイオロジーの研究を推進し、革新的な医療機器や医療技術の基盤となる成果を創出することを通して、人々が健康で長寿を全うする社会の実現へと貢献していくことを目指します。

発足年度

平成27年度

評価・運営体制

研究開発総括(プログラムスーパーバイザー/PS)

曽我部 正博
名古屋大学大学院医学系研究科 メカノバイオロジー・ラボ 特任教授

研究開発副総括(プログラムオフィサー/PO)

安藤 譲二
獨協医科大学医学部 生体医工学研究室 特任教授

アドバイザー

長田 義
理化学研究所 客員主管研究員
小寺 秀俊
京都大学工学研究科・マイクロエンジニアリング専攻 教授
佐藤 正明
東北大学学際科学フロンティア研究所 所長
重松 貴
オリンパステルモバイオマテリアル(株) 社長付特命プロジェクト担当
武田 伸一
国立精神・神経医療研究センター神経研究所 所長
成瀬 恵治
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科システム生理学 教授
西本 尚弘
(株)島津製作所基盤技術研究所 副所長
水村 和枝
中部大学生命健康科学部・理学療法学科 教授長

パンフレット

研究成果報告書

研究成果報告書につきましては、下記リンクをご覧ください。

最終更新日 2017年4月10日

知的財産

研究・公正

公募情報

AMEDの医療研究開発の概況