文部科学省によるトランスレーショナル・リサーチ推進の歴史

文部科学省は、 平成16年度から、 「革新的ながん治療法等の開発に向けた研究の推進―トランスレーショナル・リサーチ事業の推進―」を開始し、基礎研究の優れた成果を次世代の革新的な診断・治療法の開発につなげるための橋渡し研究(トランスレーショナル・リサーチ)を推進してきました。

平成19年度からは、5年計画で「橋渡し研究支援推進プログラム」事業(第1期プログラム)を開始し、橋渡し研究の支援を行う機関を拠点として全国7拠点(北海道臨床開発機構(北海道大学、札幌医科大学、旭川医科大学)、東北大学、東京大学、京都大学、大阪大学、先端医療振興財団、九州大学)の基盤整備を実施してきました。その結果、第1期プログラム終了までに、アカデミア発の基礎研究の成果を実用化に繋ぐ「橋渡し研究支援拠点」の基礎(人材、設備等)が順調に構築されました。

平成24年度より第2期プログラムとして「橋渡し研究加速ネットワークプログラム」を開始し、全国9ヶ所(北海道臨床開発機構(北海道大学、札幌医科大学、旭川医科大学)、東北大学、東京大学、慶應義塾大学(平成26年度新規採択)、名古屋大学、京都大学、大阪大学、岡山大学(平成26年度新規採択)、九州大学)の橋渡し研究支援拠点のネットワーク化を図り、シーズ育成能力の強化および恒久的な拠点の確立を推進しました。

また、平成26年度からは、健康・医療戦略推進本部の下、「革新的医療技術創出拠点プロジェクト」として、国際水準の臨床研究・治験の実施環境の整備を行う厚生労働省の臨床研究品質確保体制整備事業や医療法に基づく臨床研究中核病院等との一体的な運用により、基礎研究から実用化まで一貫した支援を行い、我が国発の革新的な医薬品、医療機器等を更に創出する体制の構築を行いました。

今般、橋渡し研究はライフサイエンス分野における次世代の産業振興のための戦略的展開としてもその重要性が増しています。平成29年度からは、第3期プログラムとして「橋渡し研究戦略的推進プログラム」を開始し、日本全体で橋渡し研究を推進する体制をさらに強化・発展させ、日本発の革新的な医薬品・医療機器等をより多く創出することにより、世界一の健康長寿社会の実現に貢献することを目指します。

最終更新日 2017年5月25日

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