バイオバンク課 ゲノム医療実現推進プラットフォーム事業

基本情報

分野 ゲノム医療
開発フェーズ 基礎的,該当なし
お問い合わせ先
基盤研究事業部 バイオバンク課
TEL: 03-6870-2228

概要

ゲノム医療実現推進プラットフォーム事業は政府のゲノム医療実現推進協議会「中間取りまとめ」(平成27年7月)を踏まえ、ゲノム医療の実現を目指し、既存のバイオバンク等を研究基盤・連携のハブとして再構築するとともに、その研究基盤を利活用した目標設定型の先端研究開発を一体的に推進するものです。

「先端ゲノム研究開発」とは

「先端ゲノム研究開発」は、複数の遺伝子多型が相互的に関係したり、環境要因(ライフスタイル・行動等)の影響を受けたりするなど、多因子が関わりうる一般的な疾患を対象とした研究事業です。疾患の発症にゲノム等情報、環境要因がどのように影響を及ぼしているかを解明し、バイオマーカー候補や治療技術シーズの探索・発見を通して、疾患の発症予測法の確立と、遺伝要因や環境要因(ライフスタイル・行動等)による個別化医療(診断、治療及び予防)の実現を目指します。

なお、本事業では長期にわたる研究期間を確保し、柔軟な研究デザインを構築することが可能です。初年度から3年目までは、毎年度フォローアップを行い、PS、POの助言等に基づき、必要に応じて研究計画の軌道修正を可能にすると共に、研究の将来性を踏まえた研究課題の集約、統合も視野に入れて中間評価等を実施し、大規模かつ効率的な事業運営を行います。

本事業の特徴
  • 多因子疾患のゲノム医療研究に必要な研究開発期間の確保と柔軟な研究デザインの構築
  • データシェアリングの推進
  • 若手研究者の育成(特に、バイオインフォマティクスや遺伝統計学に関する若手研究者・技術者)

「先導的ELSI研究プログラム」とは

「先導的ELSI研究プログラム」は、ゲノム医療実現推進プラットフォーム事業をはじめとする各省連携プロジェクト「疾病克服に向けたゲノム医療実現化プロジェクト」の推進に当たる、倫理的・法的・社会的な課題(ELSI : Ethical, Legal and Social Issues)の問題解決を推進する研究事業です。

ゲノム研究の現場において、社会の理解と支持が得られず停滞を生じさせうる既に顕在化しているELSIや、ゲノム医療等への社会実装を見据えると潜在的に懸念されるELSIの問題解決に向けて、事例研究と中長期的な視点にたった研究の2つの側面を組み合わせたアプローチによる実践的な研究開発を通して、ゲノム医療実現推進プラットフォーム事業等の推進に寄与する知見を創出することを目指します。

「ゲノム研究プラットフォーム利活用システム」とは

「ゲノム研究プラットフォーム利活用システム」は、ゲノム医療実現に向けた研究の推進のため、バイオバンク横断的な試料・情報の利活用促進環境を整備し、オールジャパンのプラットフォームを構築する事業です。3大バイオバンク(BBJ、東北メディカル・メガバンク、NCBN)を中心に、それらを補完する特色を持った中核的な大学病院等の診療機関併設バイオバンクのネットワーク化を実現し、試料・情報の横断的な検索及び標準的かつ効率的な利用手続きを可能とすることにより、研究基盤としての利活用環境を整備します。これらの取組により、研究の性質や規模に合わせた適切な試料・情報の利活用を可能とし、ゲノム医療研究の推進加速に貢献します。

本事業で実施する内容
  • 3大バイオバンク及び中核的な大学病院等の診療機関併設バイオバンクの試料・情報の横断的な検索を可能とする「バイオバンク横断検索システム」の開発と運用、及び試料管理情報等の標準化等による「バイオバンク横断検索システム」の高度化
  • バイオバンクの倫理的・法的・社会的対応を考慮した「バイオバンク運用ハンドブック」の作成と活用事例の取りまとめ
  • 研究者と3大バイオバンク及び中核的な大学病院等の診療機関併設バイオバンクのマッチング支援 等

実施機関

研究成果報告書

評価・運営体制

PS・PO

本事業は、事業の運営や各プログラムの連携協力・推進等の調整を行うプログラムスーパーバイザー(PS)と、PSを補佐して個々の課題の運営推進を行うプログラムオフィサー(PO)がマネジメントします。

PS
春日 雅人(朝日生命成人病研究所 所長)
PO
尾崎 紀夫(名古屋大学 大学院医学系研究科 教授)
小崎 健次郎(慶應義塾大学 医学部 臨床遺伝学センター 教授)
菅野 純夫(東京医科歯科大学 難治疾患研究所 分子疫学 非常勤講師)
佐々木 裕之(九州大学 生体防御医学研究所 教授)
三成 寿作(京都大学 iPS細胞研究所 上廣倫理研究部門 特定准教授)
PO(ゲノム研究プラットフォーム利活用システム)
高坂 新一(精神・神経医療研究センター 神経研究所 名誉所長)
増井 徹(慶應義塾大学 医学部 臨床遺伝学センター 教授)

課題評価委員会

外部有識者から構成される課題評価委員会において、各研究開発課題の事前評価、中間評価、事後評価等の評価を実施します。

評価報告書

評価報告書につきましては、下記リンクをご覧ください。

事務処理説明書

「先端ゲノム研究開発」は委託事業です。「事務処理説明書・様式集(委託研究開発契約)」をご参照ください。

P3GMロゴ(ゲノム医療実現推進プラットフォーム事業ロゴマーク)について

画像P3GMロゴ(ゲノム医療実現推進プラットフォーム事業ロゴマーク)の使用については、以下「使用の手引き」をご覧ください。また、使用する際には必ず「デザインマニュアル」をご確認ください。

パンフレット

最終更新日 平成30年5月22日