事業概要

背景

バイオ医薬品は効果が劇的であり副作用も少ない。我が国の製薬企業も開発に取り組みつつあるが、多くの技術的課題があり解決が求められている。

  • 細胞内標的を創薬ターゲットとする技術
  • 糖鎖構造の制御技術 など
  • 経口投与を可能とするバイオ医薬の低分子化技術
  • 特定の組織及び細胞へのバイオ医薬品の送達技術

実施内容

バイオ医薬品における我が国の国際競争力を強化するためするため委託開発を実施

  • 製薬企業の抱える技術的課題の解決
  • 世界初の革新的な次世代技術の創出

事業終了時までに企業等への導出を目指す

達成目標

世界初の次世代バイオ医薬品創出に係る革新的基盤技術を確立

バイオ医薬品は低分子医薬品よりターゲットへの特異性が高いことから効果が劇的であり、副作用も少ないことが期待されています。我が国の製薬企業もバイオ医薬品の開発に取り組みつつありますが、多くの技術的課題の解決(細胞内標的を創薬ターゲットとする技術、バイオ医薬品の低分子化、特定の組織や細胞にバイオ医薬品を送達する技術、核酸医薬の高活性化及び安定性向上、糖鎖構造の制御技術等)が求められています。

「革新的バイオ医薬品創出基盤技術開発事業」は、これら背景を踏まえ、我が国のバイオ医薬品の国際競争力の強化を目的とし、バイオ医薬品の創出に関する先端的技術を有する機関に対して、製薬企業が抱える技術的課題の解決及び世界初の革新的な次世代技術の創出を目指した研究開発を平成26年度からの5か年計画で実施している委託事業(委託者:~H27.3文部科学省、H27.4~日本医療研究開発機構(AMED))です。