プレスリリース 第4回日本医療研究開発大賞 日本医療研究開発機構(AMED)理事長賞について

プレスリリース

国立研究開発法人日本医療研究開発機構

内閣官房より第4回日本医療研究開発大賞の受賞者が公表されました。同大賞日本医療研究開発機構(AMED)理事長賞の受賞者は以下のとおりです。詳細については、こちらをご覧ください。

第4回日本医療研究開発大賞 日本医療研究開発機構(AMED)理事長賞受賞者

受賞者団体・受賞者名 タイトル 受賞のポイント
大阪大学 大学院医学系研究科 遺伝統計学分野
教授 岡田 随象
遺伝統計学を駆使した「ゲノム個別化医療」への貢献 遺伝統計解析を行い、日本人集団のゲノム多様性が、多因子疾患に対する個別化医療実装時のバイアスとなることを解明(世界初)。疾患ゲノム情報と組織特異的マイクロRNA発現情報を統合する手法(MIGW AS)を開発し、関節リウマチのマイクロRNAバイオマーカーを同定。
筑波大学医学医療系
准教授 坂田(柳元) 麻実子
T細胞リンパ腫におけるゲノム異常を有するがん細胞と微小環境細胞の本態解明に基づくがん治療戦略の確立 血管免疫芽球性T細胞リンパ腫における特有なゲノム異常を同定し、国際的分類法・診断法を変更。更に、がん微小環境における相互作用の変容を解明し、新規治療標的を同定。
長崎大学 熱帯医学研究所 病原体解析部門
教授 MOI MENG LING(モイ メンリン)
デング熱やジカ熱などの蚊媒介性感染症の伝播様式及び免疫応答の解明への貢献 アジアにおけるジカ熱の流行動態を解明し、感染症対策に貢献。デング熱患者の免疫応答や重症化機構の一端を解明し、ワクチン及び抗体医薬品開発の基盤確立に貢献。

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日本医療研究開発機構 経営企画部 評価・広報課
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最終更新日 令和2年12月24日