分野別紹介 ワクチン開発・生産体制強化戦略関連事業(SCARDA関連他)

概要

「ワクチン開発・生産体制強化戦略」に基づき、感染症有事に備え、より強力な変異株や今後脅威となりうる感染症にも対応できるよう、戦略性を持った研究費のファンディング機能の強化、世界トップレベルの研究開発拠点の形成、創薬ベンチャーエコシステムの強化を推進します。

事業 概要
ワクチン・新規モダリティ研究開発事業 国が定める重点感染症に対して、感染症有事にいち早く、安全で有効な、国際的に貢献できるワクチンを国内外に届けるため、感染症有事を見据えて、一体的かつ機動的な予算の配分を通じ、①感染症ワクチンの開発、②ワクチン開発に資する新規モダリティの研究開発を支援します。(ワクチン戦略2.2)
ワクチン開発のための世界トップレベル研究開発拠点の形成事業 国産ワクチン等の実現に向け、世界トップレベル研究開発拠点(フラッグシップ拠点、シナジー効果が期待できる拠点)や研究開発をサポートする機関の整備等を行うとともに、平時から同研究拠点を中心として、出口を見据えた関連研究を強化・推進します。(ワクチン戦略2.1)
創薬ベンチャーエコシステム強化事業 大規模な開発資金の供給源不足を解消するため、創薬に特化したハンズオンによる事業化サポートを行うVCを認定し、その認定VCによる出資を要件として、前臨床、治験第1相、第2相の開発段階にある創薬ベンチャーが実施する実用化開発を支援します。(ワクチン戦略2.6)
臨床研究開発推進事業
(医療技術実用化総合促進事業)
国際水準(ICH-GCP準拠)の臨床研究等の中心的役割を担うため、医療法に基づき厚生労働大臣に承認された臨床研究中核病院等への支援や、臨床研究・治験に関する環境整備等を行っています。日本発の革新的医薬品・医療機器の開発などに必要な質の高い臨床研究・治験を推進できる臨床研究基盤(ARO機能の活用、被験者の安全性を確保した臨床研究・治験の実施、診療情報を用いた研究の質の担保、ベンチャー支援部門を利活用した産学連携を推進するための仕組みの構築や、国際展開のための支援などの取り組み)の向上を行います。
※本事業のうち、「先進的臨床研究環境基盤整備プログラム」は「ワクチン開発・生産体制強化戦略」関連と位置づけられています。(ワクチン戦略2.3)

終了した事業

最終更新日 令和4年3月22日