疾患基礎研究課 長寿科学研究開発事業

基本情報

分野 疾患基礎研究プロジェクト,老年医学・認知症
開発フェーズ 基礎的,応用,臨床試験,観察研究等
お問い合わせ先
疾患基礎研究事業部 疾患基礎研究課 長寿科学研究開発事業
TEL: 03-6870-2286
E-mail: longev.sci"AT"amed.go.jp
備考:

※お問い合わせは基本的にE-mailでお願い致します。
※E-mailは上記アドレス“AT”の部分を@に変えてください。

概要

背景

我が国は、2040 年を見据え、増加し続ける高齢者人口と共に生産年齢人口が急減する局面を迎えています。また、人口構造と共に世帯構成の変化も顕著であり、独居高齢者の増加も懸念されます。
高齢者が社会環境の中で、老いや高齢者特有の疾患・病態・徴候に罹患しながらも、その人らしく生活を送るためには、適切な医療・介護による支援が必要です。
今後、医療資源とも言える人材確保が更に難しくなることが予想され、限られた人材によって効率的かつ質が担保された医療・介護の提供が求められています。将来を展望し、高齢者が自立(自律)して生活を送るためには、介護を要する状態とならぬよう予防策の推進も重要であり、介護を要する状態の原因となる疾患等に対して、国民が自ら予防に取り組める簡易な技術、手法及び重度化を防止する方法等の開発が求められています。

事業目標

  1. 高齢者に特有の疾患・病態・徴候(例:フレイル、サルコペニア等、以下「疾患等」という。)に着目し、老年医学の観点から健康寿命延伸に寄与する予防手法の開発を目標としています。
  2. 加齢に伴う身体機能の低下や日常的に高頻度で遭遇する疾患等により介護を要する状態であっても、生活の質の維持、向上が図れるケアの手法や評価方法の開発を目標としています。
  3. 質の高い医療・介護サービスが普遍的に提供できる社会基盤の整備に貢献する研究成果の創出を目標としています。
  4. 高齢者の生活に直結する研究成果を産出し、研究成果の社会実装の推進を目標としています。
長寿科学研究開発事業

評価・運営体制

プログラムスーパーバイザー(PS)
飯島 節(筑波大学 名誉教授)
プログラムオフィサー(PO)
數井 裕光(高知大学医学部神経精神科学講座 教授)

研究成果報告書

平成29年度からは「AMED研究開発課題データベース AMED find」をご利用ください。

中間・事後評価

最終更新日 令和5年6月7日