研究成果展開推進課 創薬ベンチャーエコシステム強化事業

基本情報

分野 基金
開発フェーズ 非臨床研究・前臨床研究,臨床試験,治験
お問い合わせ先
国立研究開発法人日本医療研究開発機構 実用化推進部 研究成果展開推進課
創薬ベンチャーエコシステム強化事業 担当
E-mail: v-eco "AT" amed.go.jp
備考:
※E-mailは上記アドレス“AT”の部分を@に変えてください。
※お問い合わせは必ずE-mailでお願いいたします。
※お問い合わせの際は、本文内に回答先(法人名、担当者のお名前・電話番号・E-mailアドレス)を明記して下さい。

応募に関する面談でのお問合せ(個別相談)を下記の通りお受けいたします。なお、公募期間中の個別相談は行いません。
・対象者:本事業に応募を考えているVCや創薬ベンチャー企業の方
・相談の流れ:E-mailで上記アドレスに相談事項を記載の上、お申し込みください。
 本文内に回答先(法人名、担当者のお名前・電話番号・E-mailアドレス)を明記して下さい。
 担当者から相談日時をご連絡いたします。相談内容の守秘義務を遵守いたします。
・実施形態:オンライン(Web会議)あるいは対面での面談

概要

ワクチンを国内で開発・生産出来る力を持つことは、国民の健康保持への寄与はもとより、外交や安全保障の観点からも極めて重要です。このため、長期継続的に取り組む国家戦略として「ワクチン開発・生産体制強化戦略」が令和3年6月に閣議決定されました。
近年の新薬の大半は創薬ベンチャーが開発したものであり、今般のパンデミックに際していち早くワクチン開発に成功したのも創薬ベンチャーです。新薬の開発には多額の資金を要しますが、我が国の創薬ベンチャーエコシステムでは、欧米等と比較しても、必要な開発資金を円滑に確保しづらいのが現状です。
本事業では、大規模な開発資金の供給源不足を解消するため、創薬に特化したハンズオンによる事業化サポートを行うVCを認定し、その認定したVC(以下「認定VC」という。)による出資を要件として、非臨床試験、第1相臨床試験、第2相臨床試験もしくは探索的臨床試験の開発段階にある創薬ベンチャーが実施する実用化開発を支援します。特に、創薬ベンチャーの十分な売上や成長を図るべく、日本に加えて海外市場での事業化を行う計画についても積極的に支援します。

本事業は、認定VCが補助対象経費の1/3以上を出資する創薬ベンチャーが行う医薬品の実用化開発にAMEDが補助金を交付する事業です。

(図)事業スキーム

評価・運営体制

  • 本事業では、競争的研究費の効率的な活用を図り、優れた成果を生み出していくための円滑な実施を図るため、プログラムスーパーバイザー(以下「PS」という。)及びプログラムオフィサー(以下「PO」という。)を配置します。
  • PS、POは、本事業全体の進捗状況を把握し、事業の円滑な推進のため、必要な指導・助言等を行います。また、実施機関及び補助事業代表者は、PS、POに協力する義務を負います。PS、POによる指導、助言等を踏まえ、補助事業課題に対し必要に応じて計画の見直しや補助事業の廃止(目標達成による早期終了を含む。)等を行うことがあります。 なお、PSは、担当する事業の目的および課題を把握し、事業の運営を行い、POは、PSを補佐して事業運営の実務を担います。

PS

稲垣 治
元 日本製薬工業協会 医薬品評価委員会 運営委員会幹事

PO

橋本 千香
ガラサス合同会社 代表

認定ベンチャーキャピタル(認定VC)

認定VC一覧(2022年7月25日現在)(五十音順)

法人名
Catalys Pacific, LLC
DCIパートナーズ株式会社
Newton Biocapital Partners
Remiges Ventures, Inc.
京都大学イノベーションキャピタル株式会社
東京大学協創プラットフォーム開発株式会社
株式会社ファストトラックイニシアティブ
三菱UFJキャピタル株式会社

補助金取扱要領・様式・事務処理説明書等

最終更新日 令和4年12月16日