研究成果展開推進課 実用化に向けた信頼性データ:投資を受けるため目指す観点
本資料「実用化に向けた信頼性データ」は、アカデミア創薬研究者が起業への投資を期待する際の指標として、ベンチャーキャピタルが投資評価の為に、アカデミアに求める観点をまとめたものです。
実用化に向け投資を受けるため目指すべき観点は、
- 製品コンセプト確立:細胞レベルや動物レベルでの有効性が明らかであり、実際の治療イメージが想起できる、
- 開発候補品の同定:GLP試験や薬効薬理・薬物動態試験に進むべき化合物や製品が確定している、
- 製造手段の確立:開発品を大量製造(治験薬・市販後製造共に)するための手段や方法が確立できている、
です。
実用化(投資判断)に必要とされる信頼性データは、モダリティごと・研究ステージごとに異なることが言われており、投資検討者(VC・製薬会社等)がそれぞれ何を求めているかを明確にすることで、研究者と投資検討者の間の齟齬を解消し、効率よく開発を進め、スタートアップ企業をより多く創生する一助としたいと考えています。
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最終更新日 令和7年2月28日