疾患基礎研究課 脳神経科学統合プログラム

基本情報

分野 疾患基礎研究プロジェクト,精神・神経疾患,老年医学・認知症
開発フェーズ 基礎的,応用,非臨床研究・前臨床研究
お問い合わせ先
疾患基礎研究事業部 疾患基礎研究課
TEL: 03-6870-2286
E-mail: Brain-togo“AT”amed.go.jp
備考:

※お問い合わせは基本的にE-mailでお願いいたします。
※E-mailは上記アドレス“AT”の部分を@に変えてください。

概要

「脳神経科学統合プログラム」は、政府の「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画」(2023年6月閣議決定)等に基づいて、これまでの「脳とこころの研究推進プログラム」を令和6年度に改組し、推進する事業です。
本事業は、ドライ研究(数理科学・情報科学)とウェット研究(動物実験、遺伝子操作など)の融合や、基礎研究と臨床研究の相互連携(双方向トランスレーショナル研究)、アカデミアと産業界の連携を強化することにより、これまで脳とこころの研究推進プログラムで整備してきた国際的に競争力の高い研究基盤・革新的技術等の成果を更に発展させ、脳のメカニズム解明等を進めるとともに、数理モデルの研究基盤(デジタル脳)を整備し、認知症等の脳神経疾患の画期的な診断・治療・創薬等シーズの研究開発を推進します。具体的には、以下を目指します。

  • 脳とこころの研究推進プログラムで整備してきたデータベース等を統合したプラットフォームの整備、動物資源の高度化、階層をつなぐ革新的計測・イメージング技術開発等の研究基盤・革新的技術の高度化や開発を行います。
  • 実験動物、多種・多次元・多階層データ等を活用し、脳の高次機能のダイナミクス解明や神経疾患・精神疾患に関する病態メカニズムの解明を進めます。
  • ヒト脳高次機能ダイナミクスや病態メカニズムを、数理モデルを活用しデジタル空間上で再現するとともに、神経回路レベルや細胞レベル、それらをつなぐ多階層の数理モデルを開発しデジタル空間上で再現するなど、数理科学的な研究手法による新たな研究基盤(デジタル脳)を整備します。
  • これらの成果をもとに、神経疾患・精神疾患に係る画期的な診断・治療等のシーズ開発につなげます。

また、本事業には、これまでの「脳とこころの研究推進プログラム」から継続実施の精神・神経疾患メカニズム解明プロジェクト、領域横断的かつ萌芽的脳研究プロジェクトも含まれます。

公募情報

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ニュース

AMEDが支援する課題の研究成果として各研究機関が発表した資料は、2025(令和7)年 成果情報一覧をご覧ください。

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運営体制

実施課題

※精神・神経疾患メカニズム解明プロジェクト、領域横断的かつ萌芽的脳研究プロジェクトは、脳とこころの研究推進プログラムから継続課題です。

終了課題

関連リンク等

※PDFファイルによっては図や写真を多数収録しているため、データ容量が数十メガバイトあります。ダウンロードの際は通信環境等ご留意ください。

共通

脳神経科学統合プログラム(略称:脳統合)

精神・神経疾患メカニズム解明プロジェクト(略称:疾患メカニズム)

出典:文部科学省ライフサイエンス委員会脳科学作業部会

領域横断的かつ萌芽的脳研究プロジェクト(略称:横断萌芽)

出典:文部科学省ライフサイエンス委員会脳科学作業部会

中間・事後評価報告書

研究成果報告書

すでに終了したサブプログラム

最終更新日 令和7年2月4日