先進的研究開発戦略センター(SCARDA) ワクチン開発のための世界トップレベル研究開発拠点の形成事業
基本情報
分野 | SCARDA,感染症 |
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開発フェーズ | 基礎的,応用,非臨床研究・前臨床研究 |
お問い合わせ先 |
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概要
先進的研究開発戦略センター(SCARDA)の最新情報はこちらから
令和3年6月1日に閣議決定された国家戦略「ワクチン開発・生産体制強化戦略」を踏まえ、国産ワクチン等の実現に向け、世界トップレベル研究開発拠点(フラッグシップ拠点、シナジー拠点、サポート機関)の整備等を行うとともに、平時から同研究拠点を中心として、出口を見据えた関連研究を強化・推進します。
フラッグシップ拠点
感染症有事に備え、平時において最先端の研究の中核的機能を発揮すべく、独立性・自律性を確保した柔軟な運用を実現し、世界の研究者を惹きつける、これまでにない世界トップレベルの研究開発を行う研究拠点を形成します。
シナジー拠点
フラッグシップ拠点と一体となって研究開発機能を担う機関として、特に自らの強みとなる特徴を活かした研究開発等を行うとともに、他の拠点との間で相乗的な効果を発揮する研究拠点を形成します。
サポート機関
フラッグシップ拠点、シナジー拠点等に対して、実験動物作成、ヒト免疫についての解析、感染症の重症化リスクの高い疾患のゲノム解析、及びその他のワクチン開発に必要な重要機能などの共通的な基盤(インフラストラクチャー)・サポート機能を担います。
公募情報
ニュース
AMEDが支援する課題の研究成果として各研究機関が発表した資料は、2024(令和6)年 成果情報一覧をご覧ください。
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プレスリリース 令和6年2月9日自己免疫疾患の制御に関わる新たな加齢関連T細胞を発見―自己免疫疾患制御から健康長寿社会の実現に期待―
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トピックス 令和4年3月22日先進的研究開発戦略センター(SCARDA)を設置しました
研究成果
最新の研究成果を紹介します
NEW!!
2024年11月12日
SARS-CoV-2オミクロンXEC株のウイルス学的特性の解明
佐藤 佳(東京大学):東京大学フラッグシップ拠点
2024年11月1日
高病原性鳥インフルエンザH5HAのclade 2.3.4.4b の LNP-mRNA ワクチンは、牛由来H5N1 ウイルスに対して防御効果を示す
河岡 義裕(東京大学):東京大学フラッグシップ拠点
2024年10月31日
新型コロナウイルスの感染を抑制する糖質を開発 -COVID-19の重症化を抑える治療薬開発に期待-
渡辺 登喜子(大阪大学):大阪大学シナジー拠点
2024年10月29日
ヒトから分離された牛由来高病原性H5N1 鳥インフルエンザウイルスの病原性と感染伝播性
河岡 義裕(東京大学):東京大学フラッグシップ拠点
2024年10月7日
新型コロナウイルス変異株の構造特性を解明 ―流行株の変化を原子レベルで可視化―
橋口 隆生(京都大学):京都大学サポート機関
2024年10月1日
我が国独自のナノ粒子性薬剤送達システムを用いた次世代ワクチンの新型コロナウイルスに対する優れたキラーT 細胞誘導と感染防御性能を動物モデルで実証 ― 将来の感染症ワクチン開発への幅広い応用の可能性 ―
MOI MENG LING(東京大学):東京大学フラッグシップ拠点
2024年9月26日
肥大型心筋症の重症化に関わる遺伝的リスク因子を同定 ――多様性に富む病態形成の機序解明に網羅的遺伝子解析が有用――
小室 一成、野村 征太郎(東京大学):東京大学サポート機関
事業体制
1 フラッグシップ拠点
研究開発課題名 | 代表機関 | 研究開発 代表者 |
役職 | 概要 | ホーム ページ |
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ワクチン開発のための世界トップレベル研究開発拠点群 東京フラッグシップキャンパス(東京⼤学新世代感染症センター) | 東京大学 | 河岡 義裕 | 特任教授 | 概要 |
2 シナジー拠点
研究開発課題名 | 代表機関 | 研究開発 代表者 |
役職 | 概要 | ホーム ページ |
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ワクチン開発のための世界トップレベル研究開発拠点群 大阪府シナジーキャンパス(大阪大学ワクチン開発拠点) | 大阪大学 | 審良 静男 | 特任教授 | 概要 | |
ワクチン開発のための世界トップレベル研究開発拠点群 千葉シナジーキャンパス(千葉⼤学 未来粘膜ワクチン研究開発シナジー拠点) | 千葉大学 | 清野 宏 | 卓越教授 | 概要 | |
ワクチン開発のための世界トップレベル研究開発拠点群 ⻑崎シナジーキャンパス(出島特区) | 長崎大学 | 森田 公一 | 教授、 特区長 |
概要 | |
ワクチン開発のための世界トップレベル研究開発拠点群 北海道シナジーキャンパス(北海道大学 ワクチン研究開発拠点) | 北海道大学 | 澤 洋文 |
教授
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概要 |
3-1-1 サポート機関(実験動物)(小型実験動物のみ)
研究開発課題名 | 代表機関 | 研究開発 代表者 |
役職 | 概要 |
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感染症研究に有用な小型実験動物の開発と供給に関するサポート機関 | 実中研 | 伊藤 守 | 理事 | 概要 |
3-1-2 サポート機関(実験動物)(大型実験動物を含む)
研究開発課題名 | 代表機関 | 研究開発 代表者 |
役職 | 概要 |
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実験動物カニクイザルに関するサポート機関 | 医薬基盤・健康・栄養研究所 | 保富 康宏 | センター長 | 概要 |
霊⻑類モデルを⽤いたワクチン評価に関するサポート機関 | 滋賀医科⼤学 | 伊藤 靖 | 教授 |
3-2 サポート機関(ヒト免疫についての解析等)
研究開発課題名 | 代表機関 | 研究開発 代表者 |
役職 | 概要 |
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ヒト免疫に関する京都大学サポート機関 | 京都大学 | 上野 英樹 | 教授 | 概要 |
遺伝的多様性と機能に関するマルチオミックスを中心としたヒト免疫評価法の確立と支援の為のサポート機関 | 理化学研究所 | 山本 一彦 | センター長 |
3-3 サポート機関(感染症の重症化リスクの高い疾患のゲノム解析等)
研究開発課題名 | 代表機関 | 研究開発 代表者 |
役職 | 概要 |
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大規模疾患コホート・アカデミア連携を基盤とするオミックス解析・サーベイランス体制の整備による新興感染症重症化リスク因子の探索 | 東京大学 | 山梨 裕司 | 教授 | 概要 |
(以上 敬称略、代表機関五十音順)
(役職名は令和 6年 10月時点での情報)
評価・運営体制
- 本事業の全般的なマネジメントについては、AMED に設置されたSCARDA が実施します。
- AMED は、各事業に、プログラムスーパーバイザー(PS)及びプログラムオフィサー(PO)等を配置しています。
- PS及びPO 等は、政府やSCARDA の方針に基づき本事業全体の進捗状況を把握し、事業の円滑な推進のため、必要な指導・助言等を行います。
- PS及びPO 等による指導、助言等を踏まえ、研究開発課題(拠点・機関)に対し必要に応じて計画の見直しや中止等を求めることがあります。
- 本事業では、課題評価委員会分科会(アドバイザリー委員会)が、毎年度、事業全体の進捗、各研究拠点の形成状況や研究開発状況の進捗を確認し、PS及びPO 等への拠点管理・運営方針に関する必要な助言・指摘等を実施します。
プログラムスーパーバイザー(PS)
濵口 道成(日本医療研究開発機構 先進的研究開発戦略センター(SCARDA)センター長)プログラムオフィサー(PO)(五十音順)
烏山 一(東京科学大学 総合研究院 特任教授(常勤))
小久保 利雄(筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構 ハイクラス・リサーチ・アドミニストレータ)
菅野 純夫(一般社団法人柏の葉オーミクスゲート 理事長)
長谷川 好規(国立病院機構 名古屋医療センター 名誉院長)
山下 誠(愛知医科大学 感染症科 客員教授)
評価結果等
契約書雛形・事務処理説明書(追補版)
- 委託研究開発契約書雛形(複数年度用)
- 委託研究開発契約事務処理説明書(追補版) 令和5年12月更新
最終更新日 令和6年11月21日