国際事業課 医療分野国際科学技術共同研究開発推進事業(アフリカにおける顧みられない熱帯病(NTDs)対策のための国際共同研究プログラム)

基本情報

分野 シーズ開発・研究基盤プロジェクト,感染症
開発フェーズ 基礎的,応用,非臨床研究・前臨床研究
お問い合わせ先
国際戦略推進部 国際事業課
TEL: 03-6870-2216
E-mail: amed-ntds”AT”amed.go.jp
備考:

※Emailは上記アドレス“AT”の部分を@に変えてください。

概要

本プログラムにより我が国は、アフリカの新興国・途上国において、互いの科学技術、人材育成の強化を通じ、アフリカ諸国が発展する際の大きな阻害要因としてその対策が急務となっている“顧みられない熱帯病(Neglected Tropical Diseases:NTDs)”対策に、その科学技術力によって貢献してゆくことを目指します。

顧みられない熱帯病
WHO が「人類の中で制圧しなければならない熱帯病」と定義している20の疾患
ブルーリ潰瘍、シャーガス症、デング熱・チクングニア熱、ギニア虫感染症、包虫症(エキノコックス症)、食物媒介吸虫類感染症、アフリカ睡眠病、リーシュマニア症、ハンセン病、リンパ系フィラリア症、マイセトーマ、河川盲目症、狂犬病、疥癬、住血吸虫症、土壌伝播寄生虫病、毒蛇咬傷、条虫症/のう虫症、トラコーマ、イチゴ腫(風土性トレパネーマ症)
説明図

公募情報

ニュース

AMEDが支援する課題の研究成果として各研究機関が発表した資料は、2024(令和6)年 成果情報一覧をご覧ください。

実施機関

研究開発課題名 早期・潜在性真菌腫診断に関する研究:バイオマーカーの探索・POC診断と臨床疫学プラットフォームの開発
代表機関名 長崎大学
研究開発代表者名 金子 聰
国外代表機関名(国名) ハルツーム大学(スーダン)
研究開発概要
  • 早期診断・治療終了の目安となるマイセトーマ患者から検出される代謝物の特定と特定された代謝物を標的とした診断ツール開発に向けての検討
  • LAMP (Loop-Mediated Isothermal Amplification)法を用いた現場(設備の整わない地方の医療施設)において実施可能な迅速PCR診断法の開発と評価
  • 診断並びに予防対策に向けてのマイセトーマ原因真菌の地理的分布を把握するための土壌から環境DNA測定技術の確立と地理分布測定に向けての仕組みの開発とする。

研究成果報告書

研究成果報告書につきましては、下記リンクをご覧ください。

プログラム運営体制

プログラムスーパーバイザー(PS)
渡邉 治雄(国立感染症研究所 名誉所員/黒住医学研究振興財団 理事長)
プログラムオフィサー(PO)
鈴木 定彦(北海道大学人獣共通感染症国際共同研究所 バイオリソース部門 教授)
 

評価結果

事務処理説明書

※「委託研究開発契約書雛形」および「委託研究開発事務処理説明書」は、上記ページをご覧ください。

最終更新日 令和6年2月26日