国際事業課 医療分野国際科学技術共同研究開発推進事業(アフリカにおける顧みられない熱帯病(NTDs)対策のための国際共同研究プログラム) 終了課題一覧

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研究開発課題名 迅速診断法の開発とリスク分析に基づいた顧みられない熱帯病対策モデルの創成
代表機関名 北海道大学
研究開発代表者名 鈴木 定彦
国外代表機関名(国名) ザンビア大学(ザンビア共和国)
研究開発概要 本課題では、アフリカ大陸において問題となっているNTD対策のため、ハンセン病、並びにヒトアフリカトリパノソーマ症(HAT)をモデルとして、以下の達成を目指す。
  1. ザンビアにおけるハンセン病、並びにHATの実態把握
  2. ハンセン病、並びにHATの早期診断法の開発と現場実装
  3. ハンセン病、並びにHAT対策パッケージの立案と提供
研究開発課題名 西アフリカ・ブルキナファソにおけるデング熱媒介蚊制御のための集学的研究
代表機関名 東京慈恵会医科大学
研究開発代表者名 嘉糠 洋陸
国外代表機関名(国名) ワガドゥク大学(ブルキナファソ)
研究開発概要 本国際共同研究プロジェクトは、西アフリカ・ブルキナファソにおけるデング熱媒介蚊の制御を主たる目的とし、媒介者であるヤブカ種の①診断②疫学③性状④行動について多角的なアプローチにより先導的研究を推進する。その基盤成果を以て集学的に統合することにより、西アフリカ地域においてFirst in Fieldで応用可能なベクターコントロールの技術開発を実施する。デング熱媒介蚊に対するIntegrated Vector Management(IVM:統合的ベクター種制御)の要素となりうる、実用化可能な制御法等の開発を目指す。
研究開発課題名 アフリカのNTD対策に資する大陸的監視網に向けたイノベーティブ・ネットワークの構築:一括・同時診断技術を基軸とした展開
代表機関名 長崎大学
研究開発代表者名 金子 聰
国外代表機関名(国名) ケニア中央医学研究所 (ケニア共和国)
研究開発概要 本課題では、一括・同時診断技術を用いたアフリカの大陸レベルでのNTDサーベイランスの構築とそのネットワーク化を目指し、期間内に、以下の研究開発目標を達成する。
  1. 地域特性に合わせた一括診断系の開発工程の構築
  2. アフリカ各地に導入可能なサーベイランス・システムの開発
  3. 人材育成と情報共有のためのネットワーク形成
  4. サーベイランス情報とNTDs対策に関する行政との情報の共有化
  5. 国際社会に向けた情報発信基盤の整備
研究開発課題名 西アフリカにおけるブルーリ潰瘍とその他の皮膚NTDs対策のための統合的介入
代表機関名 帝京大学
研究開発代表者名 鈴木 幸一
国外代表機関名(国名) Raoul Follereau Institute(コートジボワール)
研究開発概要 この研究プロジェクトは、コートジボワール、日本の2カ国のインターアクティブな研究協力体制を通して、ブルーリ潰瘍とその他の皮膚NTDs対策(ハンセン病、風土性トレポネーマ症、リンパ系フィラリア症、リーシュマニア症、マイセトーマ等)のための統合的介入法の確立を目指すものである。それを達成するために、以下の4つの分担課題を実施する。
  1. 迅速診断法の開発と評価
  2. ブルーリ潰瘍とその他皮膚NTDsの感染経路の解明
  3. ブルーリ潰瘍と皮膚NTDsのための統合型サーベイランスの構築
  4. 包括的創傷マネージメント法の確立

お問い合わせ先

宛先 国際戦略推進部 国際戦略推進課 国際連携推進室
Tel 03-6870-2216
E-Mail amed-ntds“at”amed.go.jp
備考

※Emailは上記アドレス“AT”の部分を@に変えてください。

最終更新日 令和4年5月9日