医療機器研究開発課 次世代ヘルステック・スタートアップ育成支援事業
基本情報
分野 | 医療機器・ヘルスケアプロジェクト |
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事業年度 | 令和6年4月~令和10年3月 |
開発フェーズ | 基礎的,応用,非臨床研究・前臨床研究,臨床試験 |
お問い合わせ先 |
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概要
我が国において、ヘルステック領域における理想的なスタートアップ・エコシステムを構築し、スタートアップ企業によるイノベーションの牽引を加速化させるには、魅力的なスタートアップ企業の創出と、これらのスタートアップ企業が開発する機器の実用化を促進していくことが必要です。
このため、本事業ではヘルステック領域において起業を目指すアカデミアや民間企業に所属する研究者・研究職に対して、ヘルステック開発に係る研究開発資金の支援を行うとともに、個別の研究開発課題に対して、各分野の専門家や起業経験者、VC等で構成される伴走支援コンソーシアムによる支援を行い、革新的なヘルステック開発を行うスタートアップ企業を創出することを目指します。
同時に、これらのスタートアップ企業が断続的に資金調達を実現し、最終的にEXITできる環境を構築するため、起業人材と起業経験者、VC、アカデミア、大企業等の間でのネットワーク形成を行い、理想的なエコシステムの構築を目指します。
公募情報
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令和7年2月7日 公募中令和7年度 「次世代ヘルステック・スタートアップ育成支援事業」に係る公募について
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令和6年5月17日令和5年度 「次世代ヘルステック・スタートアップ育成支援事業」の採択課題について
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令和6年2月29日 終了令和5年度 (情報更新)「次世代ヘルステック・スタートアップ育成支援事業」に係る公募について
ニュース
AMEDが支援する課題の研究成果として各研究機関が発表した資料は、2025(令和7)年 成果情報一覧をご覧ください。
事業の概要
予算額
令和6年度 3.8億円(令和5年補正予算、全額を令和6年度に繰越)
事業内容
本事業では、ヘルステック領域におけるシーズの実用化支援を行うとともに、伴走支援コンソーシアムによる徹底的なハンズオン支援のもと、個別の研究開発領域・進捗に応じた必要な知識・情報の習得を支援するほか、事業計画の作成やVCを含めた各種ステークホルダーとの協議・交渉など、スタートアップ企業としてEXITに向けて自走するために必要な実務経験を付与する支援を行います。
併せて、個別の課題解決に向けて必要な人材を洗い出し、当該人材とマッチングさせることで、EXITを目指すヘルステック・スタートアップとしてのチームビルディングを支援します。
事業の成果として、事業期間中にEXITを見据えた事業計画書を作成することを必須とし、事業計画書に基づく起業を目指します。さらに、事業終了後1年以内の資金調達の実現、医療機器については、事業終了後3年以内に臨床研究・治験への移行、または、5年以内に上市、臨床研究・治験実施の場合は7年以内に上市をヘルスケア関連製品・サービスについては事業終了後5年以内の上市を目標とします。
本事業で主として対象とする開発フェーズ※は、応用フェーズ以降を想定しております。具体的には、本補助事業期間中に、「SU ヘルステック研究開発」の採択研究者が、2年目にスタートアップ起業、事業終了後1年後までに資金調達を行うために必要不可欠な開発フェーズになります。
事業の推進方法
PS(プログラムスーパーバイザー)およびPO(プログラムオフィサー)を置き、事業運営を行います。
PS、PO
- PS
- 高山 修一(医療機器センター 上級研究員)
- PO
- 佐久間 一郎(東京大学 教授)
- 花木 秀明(北里大学 教授)
曽山 明彦(Link-J 常務理事)
研究費
- スタートアップ(SU)人材育成支援:
令和6年度:110,000千円、令和7~8年度:135,000千円/年、令和9年度:年間110,000千円
(いずれも上限、間接経費含まず)
- スタートアップ(SU)ヘルステック研究開発:
令和6年度採択(プログラム医療機器、医療機器、ヘルスケア):年間15,000千円~33,000千円/年(上限、間接経費含まず)
研究開発実施予定期間
- スタートアップ(SU)人材育成支援:
令和6年度~令和9年度
- スタートアップ(SU)ヘルステック研究開発:
令和6年度採択:令和6年度~令和7年度
事後評価報告
事後評価については事業終了後に実施予定です。
最終更新日 令和6年11月6日