医薬品研究開発課 次世代治療・診断実現のための創薬基盤技術開発事業

基本情報

分野 医薬品プロジェクト
開発フェーズ 基礎的,応用,非臨床研究・前臨床研究,臨床試験
お問い合わせ先
創薬事業部 医薬品研究開発課 次世代治療・診断実現のための創薬基盤技術開発事業 担当
TEL: 03-6870-2219
備考:
E-mail: jisedai-med“AT”amed.go.jp
(E-mailは上記アドレス“AT”の部分を@に変えてください)

概要

本事業では、次世代治療・診断を実現するための課題を解決し、先制医療、個別化医療といった次世代治療・診断の実現を推進し、患者のQOL向上と医療費増加の抑制を目指します。そのために、下記の事業に取り組みます。

患者層別化マーカー探索技術の開発

精密医療の実現には個人差に基づいて副作用が少なく奏効性が高い医薬品や治療法の開発が必要となります。そのため疾患の種別や体内状態に応じて適切な治療を提供するための患者層別化マーカーが求められています。
開発技術の社会実装を目指す診断薬・製薬企業等とアカデミアによる産学連携の研究開発体制下、有望なマーカーシーズに基づく診断薬等につなげる研究開発を行い、患者層別化において実用化に至っていないバイオマーカーの探索技術の確立を目指します。

国際競争力のある次世代抗体医薬品製造技術開発

現在、医薬品市場は抗体医薬品の伸びが大きく、さらに抗体薬物複合体や放射性同位体を利用した抗体などのコンジュゲート抗体や、二重特異性抗体、低分子抗体等に代表される次世代の機能付加型の抗体医薬品の研究・開発が活発に行われており、今後も抗体医薬品の成長が続くと予想されます。そのような状況下、我が国発の次世代抗体医薬品が世界市場で上市されるようになりましたが、依然として欧米企業との激しい競争が続いています。そこで、本事業では、国産の次世代抗体医薬品の創出及び製造技術開発並びに抗体医薬品製造の国産技術のさらなる強化を行うことにより、国際競争力のある国産のバイオ医薬品の創出及び製造技術プラットフォームの幅広い実用化を目指します。

RNA標的創薬技術開発

医薬品開発において創薬標的の枯渇が課題であると言われていますが、ゲノムの転写により生じる多くの非翻訳RNAの機能の理解が進むにつれ、mRNAとこの非翻訳RNAは新たな創薬標的としての注目度が急速に高まっています。
そこで、本事業では、新たな創薬標的として近年注目されているRNAの機能を制御する創薬基盤技術の開発を目指します。RNA標的医薬品の代表である核酸医薬品の開発を加速するために、製造技術、精製技術、分析技術等の研究開発を行います。また、標的RNAを精密に制御するモダリティ開発の核となる要素技術である標的RNAの機能解析及び構造解析の基盤技術の研究開発を行います。

腸内マイクロバイオーム制御による次世代創薬技術の開発

近年のマイクロバイオーム(MB)研究の著しい進歩により、腸内MBが生体に与える影響や様々な疾患との関連性に関する知見が数多く報告され、生菌製剤などの新たなモダリティが注目を集めており、腸内MB制御による疾患治療技術の研究開発が国内外で急速に活発化している状況であります。しかし、我が国においては、生菌製剤を医薬品へと導く基盤技術が整備されていないといった課題があります。
本事業では、ここ数年間のめざましい腸内MBと疾患に関する研究の発展を取り込み、国際競争力のある国産発の腸内MB制御医薬品の創出に向けた、腸内MB創薬及び製造・品質管理技術基盤の構築と幅広い実用化を目指すための研究開発を行います。

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採択情報一覧

評価結果

事務処理説明書

終了した事業について

第一期中長期計画期間の「オールジャパンでの医薬品創出プロジェクト」において、令和元年度までに「次世代治療・診断実現のための創薬基盤技術開発事業」の制度の下で開始した以下の事業について既に終了しております。詳細につきましては、下段のリンク先のページをご参照ください。

  • バイオ医薬品の高度製造技術の開発(平成30年度~令和2年度)
  • 革新的中分子創薬技術の開発(平成30年度~令和2年度)
  • 糖鎖利用による革新的創薬技術開発事業(平成28年度~令和2年度)
  • 体液中マイクロRNA測定技術基盤開発(平成26年度~平成30年度)
  • 創薬技術シーズの実用化に関するエコシステム構築のための調査研究事業(平成28年度~平成29年度)
  • 天然化合物及びITを活用した革新的医薬品創出技術(平成25年度~平成29年度)
  • 国際基準に適合した次世代抗体医薬品等の製造技術(平成25年度~平成29年度)

最終更新日 令和3年8月12日