医薬品研究開発課 次世代治療・診断実現のための創薬基盤技術開発事業(腸内マイクロバイオーム制御による次世代創薬技術の開発)中間評価結果(令和3年度開始~令和8年度終了予定課題)

次世代治療・診断実現のための創薬基盤技術開発事業(腸内マイクロバイオーム制御による次世代創薬技術の開発)中間評価結果(令和3年度開始~令和8年度終了予定課題)を公表します。

中間評価の目的

研究開発課題等について、情勢の変化や研究開発の進捗状況等を把握し、これを基に適切な予算配分や研究開発課題の中断・中止を含めた研究開発計画の見直しの要否の確認等を行うことにより、研究開発運営の改善及び機構の支援体制の改善に資することを目的とする。

課題評価委員会

開催日:令和6年12月11日(水)

課題評価委員

評価項目

①研究開発進捗状況
  • 研究開発計画に対する進捗状況はどうか
②研究開発成果
  • 成果が着実に得られているか
  • 成果は医療分野の進展に資するものであるか
  • 成果は新技術の創出に資するものであるか
  • 成果は社会的ニーズに対応するものであるか
  • 必要な知的財産の確保がなされているか
③実施体制
  • 研究開発代表者を中心とした研究開発体制が適切に組織されているか
  • 十分な連携体制が構築されているか
④今後の見通し
  • 今後研究を進めていく上で問題点はないか
  • 問題点がある場合は、研究内容等の変更が必要か
  • その際にはどのように変更又は修正をすべきか
  • 今後の研究開発計画は具体的で、明確な目標が設定されているか
⑤事業で定める項目及び総合的に勘案すべき項目
  • 研究開発成果の実用化について、具体的な計画と体制を構築できているか
  • 生命倫理、安全対策に対する法令等を遵守しているか
  • 国際的にも競争力がある技術であるか
  • 計画の見直しが必要か
  • 中断・中止等の措置が必要か
⑥総合評価
10段階評価により、①~⑤を勘案して総合評価する。

対象課題及び評価結果

開始年度 終了予定年度 研究開発課題名 代表機関名・役職名 研究開発代表者 中間進捗・成果概要報告書 中間評価結果
公募研究開発課題名1.MB創薬に関わる技術開発及び基盤構築
令和3年 令和8年 リバーストランスレーショナル創薬に向けた包括的マイクロバイオーム制御基盤技術開発―マイクロバイオーム創薬エコシステム構築に向けて― 産業技術総合研究所・招聘研究員 鎌形 洋一 ダウンロード ダウンロード
公募研究開発課題名2.腸管免疫関連疾患に対するMB制御技術応用による基盤技術の高度化
令和3年 令和8年 MBデジタルツイン技術を基盤とした腸管免疫関連疾患の制御法の開発 大阪公立大学・教授 植松 智 ダウンロード ダウンロード
令和3年 令和8年 有益細菌探索に基づく合理的に設計された新規MB制御医薬品の創出 慶應義塾大学・教授 本田 賢也 ダウンロード ダウンロード
公募研究開発課題名3.MBを制御する菌製剤の臨床応用に向けた非臨床薬理、薬物動態及び毒性学的評価技術の開発
令和3年 令和8年 マイクロバイオーム制御医薬品のための非臨床薬理とADMETに関する評価技術の開発 医薬基盤・健康・栄養研究所・センター長 國澤 純 ダウンロード ダウンロード
公募研究開発課題名4.MBを制御する 菌製剤の製造、品質管理技術の開発
令和3年 令和8年 腸内細菌製剤のGMP製造に関わるプロセスおよび品質管理技術の開発 JSR株式会社・マイクロバイオームプロジェクトマネジャー 梶浦 貴之 ダウンロード ダウンロード
公募研究開発課題名5.疾患克服に資する腸内細菌を標的とした先端的MB 制御技術の開発
令和3年 令和8年 1粒子遺伝子解析に基づいたin vivo膜小胞産生細菌のハイスループット特定技術の開発と生菌製剤応用基盤の構築 物質・材料研究機構・グループリーダー 岡本 章玄 ダウンロード ダウンロード
令和3年 令和8年 腸内細菌叢から狙った細菌を選択的に除去する医薬品の開発に向けた新規殺菌技術の開発 自治医科大学・教授 崔 龍洙 ダウンロード ダウンロード
令和3年 令和8年 ヒューマン粘膜エコシステムを標的とした腸内細菌創薬プラットフォーム開発研究 群馬大学・教授 佐々木 伸雄 ダウンロード ダウンロード
令和3年 令和8年 腸内MB制御モダリティとしての「未知腸内ファージ」:その探索プラットフォーム開発とMB制御型ファージセラピー基盤の構築 産業技術総合研究所・研究グループ長 玉木 秀幸 ダウンロード ダウンロード
令和3年 令和8年 腸内共生病原菌の介在する疾患に対するファージ療法の開発 大阪公立大学・准教授 藤本 康介 ダウンロード ダウンロード

最終更新日 令和7年3月6日