国際事業課 医療分野国際科学技術共同研究開発推進事業(地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム SATREPS)
基本情報
分野 | シーズ開発・研究基盤プロジェクト,感染症 |
---|---|
開発フェーズ | 基礎的,応用,非臨床研究・前臨床研究 |
お問い合わせ先 |
|
概要
SATREPS(サトレップス Science and Technology Research Partnership for Sustainable Development)は、開発途上国のニーズを基に、地球規模課題を対象とし、将来的な社会実装の構想を有する国際共同研究を政府開発援助(ODA)と連携して推進します。地球規模課題とは、一国や一地域だけで解決することが困難であり、国際社会が共同で取り組むことが求められているグローバルな問題を指します。SATREPSでは様々な地球規模課題の解決、科学技術水準の向上につながる新たな知見や技術の獲得、そしてこれらを通じたイノベーションの創出を目的としています。また、その国際共同研究を通じて、開発途上国の自立的研究開発能力の向上と、課題解決に資する持続的活動体制の構築を図ります。
本事業は、文部科学省と外務省の支援のもと科学技術外交の強化を目的としてAMEDと独立行政法人国際協力機構(JICA)が連携して実施するものです。このプログラムはJICAと国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が推進してきましたが、2015年4月1日にAMEDが設立されたことにより、同プログラムの感染症分野の研究領域はJSTからAMEDに移管されました。
公募情報
-
令和6年8月28日 公募中令和7年度 (情報更新)「医療分野国際科学技術共同研究開発推進事業(地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム SATREPS)」に係る公募について
-
令和6年4月18日令和6年度 「地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)」の採択課題について
-
令和5年9月12日 終了令和6年度 (情報更新)「地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)」に係る公募について
-
令和5年5月18日令和5年度 「地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)」の採択課題について
-
令和4年9月27日 終了令和5年度 (情報更新)「地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)」に係る公募について
-
令和4年5月19日令和4年度 「地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)」の採択課題について
-
令和3年9月24日 終了令和4年度 (情報更新)「地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)」に係る公募について
-
令和3年5月20日令和3年度 「地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)」の採択課題について
-
令和2年9月24日 終了令和3年度 (情報更新)「地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)」に係る公募について
-
令和元年9月18日 終了令和2年度 (情報更新)「地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)」に係る公募について
ニュース
AMEDが支援する課題の研究成果として各研究機関が発表した資料は、2024(令和6)年 成果情報一覧をご覧ください。
-
プレスリリース 令和6年4月18日医療分野国際科学技術共同研究開発推進事業地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)における令和6年度新規採択研究課題の決定
-
プレスリリース 令和5年5月18日医療分野国際科学技術共同研究開発推進事業 地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)における 令和5年度新規採択研究課題の決定
-
プレスリリース 令和4年5月19日医療分野国際科学技術共同研究開発推進事業 地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)における令和4年度新規採択研究課題の決定
-
事業に関するお知らせ 令和4年3月29日(情報更新)(平成28年度公募)医療分野国際科学技術共同研究開発推進事業地球規模課題対応国際科学技術協力(SATREPS)採択取消しについて
-
プレスリリース 令和3年5月20日医療分野国際科学技術共同研究開発推進事業 地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)における令和3年度新規採択研究課題の決定
-
成果情報 令和3年5月18日エボラウイルス抗原迅速診断キットのPMDAによる国内製造販売承認を取得
-
プレスリリース 令和2年6月25日医療分野国際科学技術共同研究開発推進事業 地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)における令和2年度新規採択研究課題の決定
-
イベント 令和元年6月18日「科学と開発をつなぐブリッジ・ワークショップ」開催のお知らせ
-
プレスリリース 令和元年5月16日医療分野国際科学技術共同研究開発推進事業 地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)における平成31年(令和元年)度新規採択研究課題の決定
-
プレスリリース 平成30年12月18日感染症治療で懸念されているコリスチン耐性菌が途上国住民の間で広く蔓延していることが明らかとなる
実施機関
※課題名をクリックすると研究紹介動画をご覧いただけます
採択年度 | 課題名 | 研究代表者 | 研究機関 | 相手機関 | 相手国 | 中間評価結果報告書 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
令和元 | マラリアのない社会の持続を目指したコミュニティ主導型統合的戦略のための分野融合研究プロジェクト | 金子 明 教授 |
大阪市立大学大学院医学研究科 | マウントケニア大学、ケニア中央医学研究所(KEMRI)、ホマベイ群病院 | ケニア共和国 | 中間評価 結果報告書 |
|
令和元 | 結核と鼻疽の制圧プロジェクト | 木村 享史 教授 |
北海道大学大学院獣医学研究院 | 国立感染症研究所、生命科学大学獣医学研究所 | モンゴル国 | 中間評価 結果報告書 |
|
令和2 | 感染症創薬の実現に向けた薬剤の至適化と前臨床試験の確立 |
野崎 智義 |
東京大学大学院医学系研究科 | 技術評価応用庁(インドネシア)、マラヤ大学(マレーシア) | インドネシア共和国、マレーシア | 中間評価 結果報告書 |
|
令和2 | ミャンマーにおける革新的AMRサーベイランスシステムの構築とAMR診断技術の開発研究 | 切替 照雄 教授 |
順天堂大学 | 国立衛生研究所 | ミャンマー連邦共和国 | 研究期間が 4年未満の為未実施 |
|
令和3 | ピロリ菌感染症関連死撲滅に向けた中核拠点形成事業 |
山岡 𠮷生 |
大分大学医学部 | ケサール・ギャルポ医科学大 | ブータン王国 | 令和6年度 実施予定 |
|
令和3 | トルコにおける顧みられない熱帯病、特に節足動物媒介性感染症制御に向けたワンヘルス的展開 | 三條場 千寿 准教授 |
東京大学大学院 | エーゲ大学医学部 | トルコ共和国 | 令和6年度 実施予定 |
|
令和4 | ⾰新的技術を活⽤したマラリア及び顧みられない寄⽣⾍症の制圧と排除に関する研究開発 | 石上 盛敏 室長 |
国立国際医療研究センター 研究所 熱帯医学・マラリア研究部 | ラオス保健省ラオス国⽴パスツール研究所 | ラオス人民民主共和国 | 令和7年度 実施予定 |
|
令和4 | 住血吸虫症の制圧・排除へ向けた統合的研究開発 | 濱野 真二郎 教授 |
長崎大学 | ケニア中央医学研究所、マセノ大学 | ケニア共和国 | 令和7年度 実施予定 |
|
令和5 | ワンヘルス・教育・官民連携による顧みられない人獣共通感染症介入の共同デザインに関 する研究開発 |
蒔田 浩平 教授 |
酪農学園大学 | ソコイネ農業大学、タンザニア国立医学研究所、ムヒンビリ保健・関連科学大学 | タンザニア連合共和国 | 令和8年度 実施予定 |
研究成果報告書
研究成果報告書につきましては、下記リンクをご覧ください。
運営体制
プログラム運営体制
- プログラムスーパーバイザー(PS)
- 渡邉 治雄(国立感染症研究所 名誉所員/黒住医学研究振興財団 理事長)
- プログラムオフィサー(PO)
- 相賀 裕嗣(長崎大学大学院熱帯医学・グローバルヘルス研究科 教授)
北 潔(長崎大学大学院熱帯医学・グローバルヘルス研究科 研究科長・教授)
徳永 勝士(国立国際医療研究センター・ゲノム医科学プロジェクト長)
森兼 啓太(山形大学医学部附属病院 検査部長・病院教授)
山田 章雄(東京大学 名誉教授/国立感染症研究所 名誉所員)
※五十音順
評価結果
事務処理説明書
※「委託研究開発契約書雛形」および「委託研究開発事務処理説明書」は、上記ページをご覧ください。
パンフレット
※事業の詳細は、該当ページをご覧ください。
最終更新日 令和6年10月7日