創薬企画・評価課 新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業
基本情報
分野 | 新興・再興感染症に対応した研究 |
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開発フェーズ | 基礎的,応用,非臨床研究・前臨床研究,臨床試験,治験,市販後,観察研究等,該当なし |
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概要
新型インフルエンザ、エボラ出血熱、MERS(中東呼吸器症候群)、SFTS(重症熱性血小板減少症候群)、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)等の新たな感染症(新興感染症)や、デング熱や結核等の再び注目されている感染症(再興感染症)の流行が世界各地で発生し、大きな問題となっています。また、薬剤耐性菌対策のような新たに取り組むべき課題も生じています。感染症の原因となる病原体は刻々と変化を繰り返し、ヒト社会もまた大きく変貌しています。これら感染症対策として、平成26年に策定された健康・医療戦略及び医療分野研究開発推進計画の中では、国内外の様々な病原体に関する疫学的調査及び基盤的研究並びに予防接種の有効性及び安全性の向上に資する研究を実施し、感染症対策並びに診断薬、治療薬及びワクチン開発を一体的に推進することとされています。
本研究事業では、感染症から国民及び世界の人々を守り、公衆衛生の向上に貢献するため、感染症対策の総合的な強化を目指します。そのために国内外の感染症に関する基礎研究及び基盤技術の開発から、診断法・治療法・予防法の開発等の実用化研究まで、感染症対策に資する研究開発を切れ目なく推進します。
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令和3年1月22日令和2年度 (情報更新)「新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業(新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する研究)」に係る公募(5次公募)について
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令和3年1月18日令和2年度 「新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業(新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する治療薬開発推進のための技術開発等)」に係る公募(4次公募)の採択課題について
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令和2年12月17日令和2年度 【公募予告】「新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業(新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する研究)」に係る公募(5次公募)について
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令和2年11月26日令和3年度 (情報更新)「新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業」に係る公募について
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令和2年11月11日令和2年度 「新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業(新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する治療薬開発推進のための技術開発等)」に係る公募(4次公募)について
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プレスリリース 令和3年1月12日患者数が急増している治療が難しい呼吸器感染症、肺MABC症の新しい鑑別方法と薬剤感受性検査法を発明
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プレスリリース 令和3年1月8日新型コロナウイルスに感染し回復したネコは無症状にもかかわらず長期間、肺に炎症ダメージが残り、また一定期間は再感染しない
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プレスリリース 令和2年12月2日Gタンパク質が結合したプロスタグランジン受容体の構造解析に成功、EP4の活性化メカニズム初解明―潰瘍性大腸炎や急性心不全、骨粗鬆症、糸球体腎炎などの治療法開発に光―
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プレスリリース 令和2年10月20日ヒトT細胞白血病ウイルス1型の新たな感染経路の鍵となる細胞を特定―胎盤を介した感染経路の機序解明に向けて―
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プレスリリース 令和2年9月29日ウイルス遺伝子の新しい解読法の開発に成功―新規ウイルス蛋白質を発見し、ウイルス性脳炎の発症の仕組みを解明―
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プレスリリース 令和2年7月3日ノロウイルスは感染前に粒子の形を変化させることを発見―ノロウイルスの感染メカニズムの解明に大きく前進 新規治療薬・ワクチンの開発に期待―
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プレスリリース 令和2年6月23日新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の病態解明/予防・治療法の開発―ハムスターの感染動物モデルとしての有用性―
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プレスリリース 令和2年6月4日ヒト組織ヴァイローム(ウイルス叢)の網羅的描出―健常人の体内における“隠れた”ウイルス感染の様相―
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プレスリリース 令和2年6月1日日本人に多いヒトT細胞白血病ウイルス1型が炎症とがんを引き起こす新しいメカニズムを解明
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成果情報 令和2年5月28日ウイルス由来マイクロRNAを標的とした感染症の新しい病理診断法の開発―ポリオーマウイルスが産生するマイクロRNAの局在と機能を証明 マイクロRNAによるウイルス自らの増殖制御が明らかに―
実施機関・実施課題
実施機関及び実施課題につきましては、下記リンクをご覧ください。
- 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の研究開発課題
- 令和2年度 実施機関・実施課題一覧
- 平成31年(令和元年)度 実施機関・実施課題一覧
- 平成30年度 実施機関・実施課題一覧
- 平成29年度 実施機関・実施課題一覧
- 平成28年度 実施機関・実施課題一覧
- 平成27年度 実施機関・実施課題一覧
研究成果報告書
研究成果報告書につきましては、下記リンクをご覧ください。
※平成29年度以降の研究成果報告書については、AMED研究開発課題データベース(AMEDfind)に掲載されています。
(AMEDfind:https://amedfind.amed.go.jp/amed/index.html)
評価・運営体制
- PS:
- 賀来 満夫(東北医科薬科大学 感染症学教室 特任教授)
- PO:
- 神田 忠仁(理化学研究所 前 新興・再興感染症研究ネットワーク推進センター チームリーダー)
- 倉根 一郎(国立感染症研究所 名誉所員)
- 平井 敬二(杏林製薬株式会社 相談役)
- 平山 壽哉(長崎大学 名誉教授)
- 星野 一樹(第一三共バイオテック株式会社 技術部 部長)
- 森 亨 (結核予防会 結核研究所 名誉所長)
COVID-19治療薬開発課題
- PS:
- 松本 哲哉(国際医療福祉大学・教授)
- PO:
- 明石 敏(九州保健福祉大学薬学部・教授)
- 俵 修一(岡山理科大学獣医学部・教授)
- 山口 照英(金沢工業大学・特任教授)
- 山下 誠(愛知医科大学・客員教授)
評価結果報告書
「ゲノム医療実現のためのデータシェアリングポリシー」について
本事業では、ゲノム情報のシェアリングに係る方針を示した「ゲノム医療実現のためのデータシェアリングポリシー」を策定し、本ポリシーが適用となる研究開発課題について、平成31年度採択課題より、原則としてデータシェアリングを義務づけることとしました。
詳細は以下のリンク先をご確認下さい。
パンフレット
事業の詳細は、以下パンフレット内の該当ページをご覧ください。

感染症研究課 2019年度事業案内
※画像をクリックするとPDFファイルが表示されます。

感染症研究課 2018年度事業案内
※画像をクリックするとPDFファイルが表示されます。
参考資料
平成27年度に開催した事業説明会の資料です。
※PDFファイルを開くと表示される目次ページ、または左側に表示される目次(しおり)一覧の該当事業名をクリックしていただくと説明ページに移動します。左側にしおりが表示されない場合は、ご利用になっているソフトウェアのヘルプなどをご覧ください。
最終更新日 令和2年10月26日