研究成果展開推進課 令和5年度「創薬ベンチャーエコシステム強化事業(ベンチャーキャピタルの認定)」中間評価(認定VCの認定更新)の結果について

令和5年度「創薬ベンチャーエコシステム強化事業(ベンチャーキャピタルの認定)」の中間評価(認定VCの認定更新)結果を公表します。

1.中間評価の目的

令和4年度に認定された認定ベンチャーキャピタル(認定VC)の活動実績を明らかにし、創薬ベンチャーエコシステム強化事業(以下、本事業)へ応募する創薬ベンチャーの育成ならびにハンズオン支援の改善に資すること、更に事業運営の改善に向けた指導・助言等を実施することを目的とし、認定期間の更新および見直し、採択課題への予算配分及び支援計画の見直し、本事業の改善等に活用します。
本事業では、ベンチャーキャピタル(VC)評価委員会を以下の日程で開催し、本事業における中間評価の評価項目に沿って、書面審査およびヒアリング審査で中間評価を実施しました。

2.中間評価対象認定VC

法人名
Catalys Pacific, LLC
DCIパートナーズ株式会社
Newton Biocapital Partners, SRL
Remiges Ventures, Inc.
京都大学イノベーションキャピタル株式会社
東京大学協創プラットフォーム開発株式会社
株式会社ファストトラックイニシアティブ
三菱UFJキャピタル株式会社

3.VC評価委員会

書面審査:令和5年12月4日~令和5年12月22日
ヒアリング審査:令和6年1月24日
評価委員一覧

4.評価方法

(1)活動報告書
被評価者は活動報告書を機構に提出します。

(2)書面審査
VC評価委員は活動報告書等に基づき、評価項目及び認定契約書の認定の取消等について定める各号の観点から認定VCの書面評価を行います。

(3)ヒアリング審査
VC評価委員会は評価対象の全認定VCに対してヒアリングを実施し、当該VCについて必要な事項の説明を聴取し、質疑応答を行います。ヒアリング対象者は、原則として当該VCの代表者等とします。

5.評価項目

事業目的との適合性
資金調達への対応力
ソーシング能力
ハンズオン能力
総合評価

6.評点

委員は中間評価において、評価項目(総合評価を含む)について、10段階評価で評点を付けます。
総合評価においては、「更新してよい(certifiable)」と判断した場合に6点以上を付け、「更新すべきでない(not certifiable)」と判断した場合に5点以下を付けるものとします。

7.評価結果のとりまとめ

委員会の評点は、各委員の総合評価の点の平均値(四捨五入により小数点第1位まで)とします。

8.総評

評価委員会では、令和5年度で認定が終了する認定VC 8法人を対象としました。各認定VCの総合評点は6.2~7.3点に分布し、いずれも「良い(good)」と評価される6点以上と判断され、認定を更新することとしました。

掲載日 令和6年2月29日

最終更新日 令和6年2月29日