ヘルスケア研究開発課 医療機器等における先進的研究開発・開発体制強靭化事業(ロボット介護機器開発等推進事業)事後評価結果(令和4年度終了課題【海外展開】)
1.事後評価の目的
研究開発課題等について、研究開発の実施状況、研究開発成果等を明らかにし、今後の研究開発成果等の展開及び事業の運営の改善に資することを目的とする。
2.課題評価委員会
開催日:令和5年7月7日
3.課題評価委員
4.評価項目
①研究開発達成状況
①~⑤を勘案しつつこれらと別に評点を付し、総合評価をする。
-
研究開発計画に対する達成状況はどうか
- 当初計画していた成果が着実に得られたか
- 成果は進出国・地域の介護分野の進展に資するものであるか
- 成果は進出国・地域の社会的ニーズへ対応するものであるか
- 必要な知的財産の確保がなされたか
- 申請者を中心とした研究開発体制が適切に組織されていたか
- 十分な連携体制が構築されていたか
- 今後、研究開発成果のさらなる展開が期待できるか
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次年度以降の海外展開に向けた社内体制が構築されているか
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課題終了時の研究開発計画は事業戦略に基づき適切で具体性があるか
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対象機器は、進出国・地域の介護現場のニーズを踏まえ、介護者の負担軽減や生産性向上、高齢者の自立した生活の維持に資するか
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国の産業強化に向けた支援に値するものであるか
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研究期間内に日本国内での実証実験を実施した場合は、生命倫理、安全対策に対する法令等を遵守していたか
①~⑤を勘案しつつこれらと別に評点を付し、総合評価をする。
5.事後評価対象課題
開始年度 | 終了年度 | 研究開発代表者 | 研究開発機関名 | 職名 | 研究開発課題名 |
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2022 | 2022 | 尾形 成美 | マッスル株式会社 | 部長 | 抱き上げ式ロボット介護機器(移乗支援:非装着型)の在宅に向けた海外展開に関する研究 |
2022 | 2022 | 鹿山 裕介 | RT.ワークス株式会社 | 取締役 | 移動支援ロボットの海外事業展開に関する研究開発 |
2022 | 2022 | 中西 敦士 | トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社 | 代表取締役 | 米国の在宅介護サービスにおける排泄予測デバイス「DFree」を活用した排泄支援による介護者の負担軽減効果等の実証 |
2022 | 2022 | 中根 伸幸 | 株式会社FUJI | 課長 | 移乗サポートロボットHugの海外展開計画の検証を目的とする研究 |
2022 | 2022 | 原 大雅 | CYBERDYNE株式会社 | 研究員(チーム統括) | HAL腰タイプ介護支援に関する研究開発 |
6.総評
令和4年度採択課題5課題を対象に、課題評価委員会による書面審査およびヒアリング審査による評価を行った。その後、総合討論を行い、課題評価委員会としての評価結果を確定した。総合評点の結果は、1課題が「優れている」、4課題が「良い」と評価された。
委員より出された意見の集約結果については、事後評価通知文として研究開発代表者に通知した。
最終更新日 令和5年9月15日