成果情報 Heartseed社が「第4回IP BASE AWARD」スタートアップ部門グランプリを受賞

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心筋再生医療の早期事業化に取り組む慶應義塾大学発ベンチャーHeartseed株式会社が、特許庁主催の「第4回IP BASE AWARD」のスタートアップ部門において、バイオテックとして初めて、グランプリを受賞しました。

今回で第4回となる「IP BASE AWARD」は、スタートアップにおける知財コミュニティの活動を促進させるべく、スタートアップ部門、知財専門家部門、エコシステム部門の各部門で、知財全般に関して、先進性、斬新性等の観点から目覚ましい取組をした個人・組織を表彰しています。

同社は、2018年度から2020年度に、AMEDの「再生医療・遺伝子治療の産業化に向けた基盤技術開発事業(再生医療シーズ開発加速支援)」の支援を受け研究開発を行っており、今回の受賞は、当該研究開発を含む同社における、アカデミアの知財を活用した心筋再生医療の社会実装に向けた企業治験の開始や遺伝子・細胞治療分野で国内初となる国際的な大手製薬企業との大型ライセンス契約締結といった、他のバイオスタートアップの模範となるような事例が評価されたものです。

Heartseed社の受賞を心からお祝いするとともに、AMEDとしても引き続き、本分野の技術開発や実用化に向けて貢献してまいります。

掲載日 令和5年3月14日

最終更新日 令和5年3月14日