トピックス 中釜理事長の革新的医療技術創出拠点サイトビジット(慶應義塾大学)

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中釜理事長は、令和7年9月22日、革新的医療技術創出拠点の一つである、慶應義塾大学を訪問しました。同大学は橋渡し研究支援機関、同大学病院は臨床研究中核病院に指定されています。同日行われた拠点調査会議にPJ7の金田PDとともに参加し、取組の進捗状況について報告を受け、意見交換を行いました。

  • 拠点調査会議の様子
  • 拠点調査会議でご挨拶する中釜理事長(中央)

また、世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)のうち私立大学唯一の拠点であるBio2Q(ヒト生物学-微生物叢-量子計算研究センター)と医化学研究室を視察しました。Bio2Qでは、厚みのある試料を急速凍結できる高圧凍結装置(HPF、Compact 03)と3種類の異なるイオン源により極薄切片を作成できるプラズマ集束イオンビーム装置(Cryo-Plasma-FIB、Arctis)が日本で最初に導入されており、最新鋭のクライオ透過電子顕微鏡(Cryo-TEM、KriosG4)と組み合わせ、細胞内構造やタンパク質、代謝物の構造を高解像度に解析する研究手法について説明いただきました。医化学研究室では、オルガノイドのライブラリーや臨床との協働などについて説明いただきました。

  • サンペトラ事務部門長からBio2Qの概要について説明を受けている様子
  • クライオ電子顕微鏡(KriosG4)の説明を受けている様子
  • 医化学研究室で説明を受けている様子
左から:慶應義塾大学(福永副病院長、松本病院長、金井医学部長)AMED(中釜理事長、下田調整役、古賀部長、中川部長)※(撮影当時)

掲載日 令和7年10月2日

最終更新日 令和7年10月2日