公募情報 平成31年度 「橋渡し研究戦略的推進プログラム」の採択課題について

国立研究開発法人日本医療研究開発機構（AMED）は、平成31年度「橋渡し研究戦略的推進プログラム」について、課題評価委員会において厳正な審査を行った結果、下記の通り採択課題を決定いたしましたのでお知らせいたします。

1．橋渡し研究戦略的推進プログラム：シーズB（12課題）

　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　

橋渡し研究支援拠点名	研究開発課題名	代表者所属機関	研究開発代表者
北海道大学	脳移行性経皮吸収ペプチドを用いたアルツハイマー病治療薬の前臨床試験	浜松医科大学	尾内 康臣
東北大学	CRP遺伝子多型解析による食道癌リンパ節転移リスク診断キットの開発	秋田大学	本山 悟
東京大学	ナノゲル型経鼻肺炎球菌ワクチンの開発	東京大学	清野 宏
東京大学	気密環境下製造粘膜上皮シートの実用化	東京大学	星 和人
東京大学	髄液中リゾリン脂質測定の客観的疼痛マーカーとしての臨床検査への導入	東京大学	矢冨 裕
慶應義塾大学	再生組織の強度制御法を用いた臍帯由来人工血管の開発	横浜市立大学	石川 義弘
慶應義塾大学	遺伝性疾患・神経線維腫症2型に対する革新的治療法（新規免疫療法）の開発	慶應義塾大学	戸田 正博
名古屋大学	骨腫瘍切除後の再建のためのオーダーメイドインプラントの研究開発	富山大学	安田 剛敏
大阪大学	腸管免疫を利用した新規経口がんワクチンの開発	神戸大学	白川 利朗
大阪大学	CXCL2遺伝子とHVJ-Eの配合による癌免疫遺伝子治療剤の創出を目指した研究	大阪大学	金田 安史
岡山大学	神経難病GM2ガングリオシドーシスの遺伝子治療法開発	徳島大学	伊藤 孝司
九州大学	抗重症熱性血小板減少症候群（SFTS）薬としての新規アモジアキン誘導体の開発研究	鹿児島大学	馬場 昌範

2．橋渡し研究戦略的推進プログラム：シーズC（8課題）

橋渡し研究支援拠点名	研究開発課題名	代表者所属機関	研究開発代表者
東北大学	網膜色素変性症に対する経強膜ウノプロストン徐放製剤を用いた安全性及び有効性評価のためのⅠ/Ⅱa相試験	東北大学	阿部 俊明
東北大学	胸部食道癌患者の放射線障害に対する、ニカラベンの無作為化第II相臨床試験（医師主導治験）	東北大学	神宮 啓一
筑波大学	血管免疫芽球性T細胞リンパ腫（AITL）及びその他の濾胞性ヘルパーT細胞リンパ腫に対するダサチニブの多施設第II相医師主導治験	筑波大学	千葉 滋
東京大学	軟骨と粘膜上皮の複合再建を実現する再生気管軟骨の臨床展開	東京大学	星 和人
東京大学	デュシェンヌ型筋ジストロフィーに対する新規配列連結型核酸医薬品の医師主導治験	国立精神・神経医療研究センター	青木 吉嗣
京都大学	非切除膵癌を対象とした腫瘍溶解性ウイルスの腫瘍内局所投与療法の有効性と安全性に関する医師主導治験	鹿児島大学	井戸 章雄
大阪大学	ワイヤレス体内埋込型ブレイン・マシン・インターフェースによる運動機能・意思伝達機能再建装置の臨床試験	大阪大学	平田 雅之
岡山大学	遺伝子治療製品「Ad-SGE-REIC」の再発悪性神経膠腫対象第I/IIa相試験	岡山大学	伊達 勲

応募・評価について

（1）応募状況

公募期間：

平成30年11月27日～平成31年1月7日

対象者：

公募要領で定める条件を満たす機関に所属する者※
※「橋渡し研究戦略的推進プログラム」に係るシーズの公募における応募資格者は橋渡し研究支援拠点の事業担当者とし、橋渡し研究支援拠点における選定を経て応募

応募件数：

シーズB：90件、シーズC：34件

（2）審査の方法

革新的医療技術創出拠点プロジェクトにおける研究開発事業の課題評価委員会において書面審査及びヒアリングを実施し、課題評価委員会の評価をふまえて、橋渡し研究戦略的推進プログラム：20課題を採択しました。