医療研究開発機構理事長賞(AMED理事長賞)

第8回 医療研究開発機構理事長賞

令和8年1月16日(金)、首相官邸において、第8回日本医療研究開発大賞表彰式が開催されました。
高市内閣総理大臣のご挨拶、内閣総理大臣賞をはじめ各大臣からの健康・医療戦略担当大臣賞等の授与に続いて、中釜理事長から日本医療研究開発機構理事長賞の授与を行いました。

受賞者名(所属) タイトル
大野 博久
京都大学 iPS細胞研究所 未来生命科学開拓部門 特定拠点講師
遺伝子発現制御の正確性を大幅に向上させる新たなRNA技術「スプリットRNAスイッチ」の開発
福田 真弓
国立循環器病研究センター 臨床研究推進センター データサイエンス部 臨床研究品質管理室 室長
「社会共創」の観点を重視した脳卒中・急性期疾患の国際共同臨床試験への参画促進に対する貢献
森本 悟
慶應義塾大学殿町先端研究教育連携スクエア 特任准教授
iPS細胞創薬で見出された筋萎縮性側索硬化症(ALS)治療薬候補を用いた医師主導治験と個別化医療実現に向けた橋渡し研究
柳下 祥
東京大学 大学院医学系研究科 疾患生命工学センター 構造生理学部門講師
精神疾患のシナプス病態解明につながる、ドーパミンを中心とした多角的なシナプス可塑性の解明
矢吹 悌
熊本大学 発生医学研究所 発生制御部門 ゲノム神経学 准教授
RNA高次構造による神経変性機構の解明と治療法開発への取組

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第7回 医療研究開発機構理事長賞

令和7年1月17日(金)、首相官邸において、第7回日本医療研究開発大賞表彰式が開催されました。
石破総理の挨拶、内閣総理大臣賞をはじめ各大臣からの健康・医療戦略担当大臣賞等の授与に続いて、三島理事長から日本医療研究開発機構理事長賞の授与を行いました。

受賞者名 タイトル
冨樫 庸介
(岡山大学学術研究院医歯薬学域/岡山大学病院 教授)
腫瘍浸潤リンパ球における新しいミトコンドリア異常の発見
藤本 康介
(大阪公立大学大学院医学研究科 准教授/東京大学医科学研究所 特任准教授)
バクテリオファージ由来の溶菌酵素による新規治療法の開発
安井 隆雄
(東京科学大学 教授)
ナノワイヤによる細胞外小胞の包括的解析とリキッドバイオプシーへの展開
柴田 峻
(東北大学大学院医学系研究科 助教)
幹細胞とオルガノイド技術を用いたヒト胚着床の試験管内再構築
増田 隆博
(九州大学生体防御医学研究所附属高深度オミクスサイエンスセンター分子神経免疫学分野 主幹教授)
脳境界マクロファージの同定と機能解明

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第6回 医療研究開発機構理事長賞

令和5年8月23日(水)、内閣府より第6回日本医療研究開発大賞の受賞者が公表されました。同大賞日本医療研究開発機構(AMED)理事長賞の受賞者は以下のとおりです。

受賞者名 タイトル 功績
江島 広貴
(東京大学 大学院工学系研究科
マテリアル工学専攻 准教授)
水生生物の接着機構にヒントを得た生体組織接着剤の研究開発 海洋生物の接着機構にヒントを得て、高強度水中接着剤の開発に成功した。本接着剤は湿潤環境下でも強い接着力を発揮するため、手術用接着剤などへの応用が期待される。
塩飽 裕紀
(東京医科歯科大学大学院 医歯学総合研究科
テニュアトラック准教授)
統合失調症の原因解明と新しい治療法の創出につながる、シナプス分子に対する新規自己抗体の発見 統合失調症と診断された患者から脳のシナプスタンパク質への自己抗体を発見し、病態解明および治療への手掛かりを得た。統合失調症患者に対する新たな治療法や、早期発見・治療への展開が期待される。
髙木 聡
(がん研究会 がん化学療法センター
基礎研究部 研究員)
脂質メディエータ受容体を標的とした骨肉腫の増殖・転移を阻害する新治療法の開発 約40年間も新薬が承認されていない骨肉腫について、肺転移機構を解明し、骨肉腫の増殖や転移を阻害するための治療標的を見出した。独自のモダリティ開発も進めるなど、治療薬開発への応用が期待される。
武内 俊樹
(慶應義塾大学 医学部 小児科学教室
専任講師)
「社会共創」の観点を重視した研究開発とゲノム解析による新生児・小児医療への貢献
 
全国規模の拠点ネットワークを構築し、ゲノム解析による重症新生児への診断・治療に貢献する他、新規の先天異常症候群「武内・小崎症候群」を報告し、データシェアリングにより国内だけでなく海外の患児の確定診断に至った。
星野 歩子
(東京大学 先端科学技術研究センター
細胞連関医科学分野 教授)
エクソソーム含有タンパク質をパラメーターとした健康長寿とアルツハイマー病マーカーの解明 アルツハイマー病患者と健常者では血中エクソソームのタンパク質組成が異なることを明らかにした。同疾患の早期診断のためのバイオマーカーとしての臨床応用が期待される。

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第5回 医療研究開発機構理事長賞

令和3年12月24日(金)、内閣府より第5回日本医療研究開発大賞の受賞者が公表されました。同大賞日本医療研究開発機構(AMED)理事長賞の受賞者は以下のとおりです。詳細については、こちらをご覧ください。

受賞者団体・受賞者名 タイトル 功績
社会福祉法人善光会
理事 宮本 隆史
スマート介護プラットフォーム(SCOP)の開発 介護ロボットのメーカーの枠を超えたクラウド型介護ロボット連携プラットフォームを開発した。介護業務の効率化と質の向上が期待されている。
国立精神・神経医療研究センター 神経研究所 神経薬理研究部
部長 村松 里衣子
生体全体のシステムに着目した脳神経回路修復機構及び老化との関わりの解明 脳などの中枢神経系の修復において、免疫細胞など脳以外の生体内環境が関与していることを解明した。脊髄損傷等の治療、高齢者の脳機能の維持・向上への応用が期待されている。
国立感染症研究所 細菌第二部
主任研究官 林原 絵美子
ヒト胃に感染するヘリコバクター・スイスの感染病態解明 数十年来できずにいたヒト胃からのヘリコバクター・スイスの培養に世界で初めて成功し、この菌がヒト胃における病原細菌であることを証明した。
今後の胃疾患の新規治療、予防法の開発などが期待される。

宮本 隆史 善光会理事への授与

村松 里衣子 国立精神・神経医療研究センター部長への授与

林原 絵美子 国立感染症研究所主任研究官への授与

記念撮影
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第4回 医療研究開発機構理事長賞

令和2年12月24日(木)、内閣官房より第4回日本医療研究開発大賞の受賞者が公表されました。同大賞日本医療研究開発機構(AMED)理事長賞の受賞者は以下のとおりです。

受賞者団体・受賞者名 タイトル 受賞のポイント
大阪大学 大学院医学系研究科 遺伝統計学分野
教授 岡田 随象
遺伝統計学を駆使した「ゲノム個別化医療」への貢献 遺伝統計解析を行い、日本人集団のゲノム多様性が、多因子疾患に対する個別化医療実装時のバイアスとなることを解明(世界初)。疾患ゲノム情報と組織特異的マイクロRNA発現情報を統合する手法(MIGW AS)を開発し、関節リウマチのマイクロRNAバイオマーカーを同定。
筑波大学医学医療系
准教授 坂田(柳元) 麻実子
T細胞リンパ腫におけるゲノム異常を有するがん細胞と微小環境細胞の本態解明に基づくがん治療戦略の確立 血管免疫芽球性T細胞リンパ腫における特有なゲノム異常を同定し、国際的分類法・診断法を変更。更に、がん微小環境における相互作用の変容を解明し、新規治療標的を同定。
長崎大学 熱帯医学研究所 病原体解析部門
教授 MOI MENG LING(モイ メンリン)
デング熱やジカ熱などの蚊媒介性感染症の伝播様式及び免疫応答の解明への貢献 アジアにおけるジカ熱の流行動態を解明し、感染症対策に貢献。デング熱患者の免疫応答や重症化機構の一端を解明し、ワクチン及び抗体医薬品開発の基盤確立に貢献。

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第3回 医療研究開発機構理事長賞

令和2年1月10日(金)、内閣官房より、第3回日本医療研究開発大賞の受賞者が公表されました。同大賞日本医療研究開発機構(AMED)理事長賞の受賞者は以下のとおりです。

受賞者名 タイトル 受賞のポイント
鳥取大学 大学院医学系研究科/染色体工学研究センター
准教授 香月 康宏
人工染色体技術を用いたヒト化マウス/ラットおよび多機能細胞による創薬支援 従来の遺伝子導入技術では導入できなかった、重要な薬物代謝酵素であるヒトCYP3AクラスターならびにヒトUGT2クラスターの遺伝子のラットへの導入に世界で初めて成功。ヒト化ラットの作製が可能になり、創薬研究等への貢献が期待。
東北大学 高等研究機構 未来型医療創成センター
助教 髙山 順
「日本人基準ゲノム配列」初版JG1の作成・公開 日本人集団の遺伝的多様性を反映した日本人基準ゲノム配列JG1を構築。JG1は日本人の希少疾患やがんのゲノム解析を高精度化。JG1の解析情報基盤を整備、平成31年2月に一般公開し、普及に努めた。
理化学研究所 脳神経科学研究センター
チームリーダー
村山 正宜
触覚関連疾患の脳内メカニズム解明に繋がる生理的な知覚とその記憶の神経基盤解明 触知覚やその記憶に関わる新規脳回路を発見。疼痛や体感幻覚を含む触覚関連疾患さらには記憶・認知障害などのメカニズム解明に期待。
東京大学 医科学研究所
特任准教授 山崎 聡
造血幹細胞の低コスト大量培養技術の開発 通常培養で使用する高価なタンパク成分の代わりに安価なポリビニルアルコール(液体のりの主成分と同様)を用いることで、造血幹細胞を安価で大量に培養できる技術を開発。細胞治療のコスト削減や白血病を含む血液疾患の幹細胞治療への貢献を期待。
九州大学大学院工学研究院 機械工学部門 流体医工学研究室
教授 山西 陽子
針なし気泡注射器を用いた低侵襲網膜血栓除去新技術の開発 網膜静脈分枝閉塞症に対し、針なし気泡注射器で網膜静脈血栓部へ電界誘起気泡による低侵襲物理的刺激を血管(血栓)へ与えることで血流を回復・改善させる技術を開発。

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第2回 医療研究開発機構理事長賞

平成30年12月27日(木)、内閣官房より第2回日本医療研究開発大賞の受賞者が公表されました。同大賞日本医療研究開発機構(AMED)理事長賞の受賞者は以下のとおりです。

受賞者名 タイトル 受賞のポイント
九州大学
循環器病未来医療研究センター
助教 朔 啓太
心筋梗塞時の心筋壊死を極小化する迷走神経刺激カテーテル装置開発 迷走神経刺激に特化したバスケット型カテーテル装置を開発。心筋梗塞後心不全の治療に期待。
東京大学 医科学研究所
分子発癌分野
准教授 坂本 毅治
酸素センシング機構を標的とした安全性の高いがんの抗転移薬の開発 がんの転移や再発に関する微小環境の病態解明に貢献。新たな治療戦略として抗転移薬の開発に期待。
浜松医科大学医学部
精神医学講座
教授 山末 英典
オキシトシン経鼻剤による自閉スペクトラム症中核症状への初の治療薬開発:脳画像/ゲノム解析の応用 治療法が確立していない自閉スペクトラム症の薬物治療法として期待。
 
大阪大学微生物病研究所
教授 山本 雅裕
宿主免疫系による病原性寄生虫感染症の制御機構の解明 トキソプラズマ原虫感染症をモデルに、進化した免疫系の巧妙なメカニズムを解明。最先端の寄生虫免疫学を用いた新たな治療戦略への貢献に期待。

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第1回 医療研究開発機構理事長賞

平成29年12月13日(水)、内閣官房より第1回日本医療研究開発大賞の受賞者が公表されました。同大賞日本医療研究開発機構(AMED)理事長賞の受賞者は以下のとおりです。

受賞者名 タイトル 受賞のポイント
東京大学大学院理学系研究科
助教 西増 弘志
ゲノム編集ツールCRISPR-Cas9の作動機構の解明及び新規ツールの創出・実用化 ゲノム解析分野への貢献。新規ゲノム編集ツールとなり得る技術として期待。
神戸大学大学院理学研究科
准教授 木村 建次郎
次世代乳癌スクリーニングのためのマイクロ波散乱場断層イメージングシステムの開発 高精度での乳癌検出の技術を開発。がん検診の世界標準に期待。
横浜市立大学大学院医学研究科
准教授 武部 貴則
ヒトのミニ臓器を創出する革新手法の開発 再生医療分野での革新的手法を開発。臓器不全症患者に対するミニ臓器移植の発展に期待。
九州大学大学院医学研究院
准教授 橋口 隆生
抗ウイルス薬及びワクチン開発に繋がるウイルス・受容体・抗体の構造基盤解明 抗ウイルス薬開発の進展に貢献。ウイルス感染症の病態解明と治療法の開発に期待。

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最終更新日 令和8年7月6日