公募情報 若手あり 令和7年度 「次世代がん医療加速化研究事業」の採択課題について
基本情報
| 公募の段階 | 採択 |
|---|---|
| 開発フェーズ | 基礎的,応用 |
| 分野 | 医薬品プロジェクト,がん |
| お問い合わせ先 |
|
採択内容
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)は、令和7年度「次世代がん医療加速化研究事業」に係る公募の研究開発課題について、当事業の課題評価委員会(名簿)において厳正な審査を行い、下記の通り採択課題を決定いたしましたのでお知らせいたします。
研究領域A(治療ターゲット)
| 研究開発課題名 | 研究開発代表者 | ||
|---|---|---|---|
| 氏名 | 所属 | 役職 | |
| 四重鎖核酸による転写・翻訳制御を標的とした膵がん治療薬の開発 | 清宮 啓之 | がん研究会 | 部長 |
| NAD代謝系を標的とする難治がん治療の開発 | 田沼 延公 | 宮城県立がんセンター | 部長 |
| 遺伝性腫瘍の先制治療薬に関する研究開発 | 萩原 正敏 | 京都大学 | 特任教授 |
| がん細胞の転写調節依存性を標的とする創薬開発 | 星居 孝之 | 千葉大学 | 准教授 |
| 研究開発課題名 | 研究開発代表者 | ||
|---|---|---|---|
| 氏名 | 所属 | 役職 | |
| パーシスターがん細胞の運命決定機序を標的とした治療戦略の開発 | 加藤 真一郎 | 名古屋大学 | 助教 |
| p16発現誘導による新規乳がん治療法の開発 | 山内 翔太 | がん研究会 | 研究員 |
| セレノプロテイン阻害で誘導されるがん特異的酸化ストレスによる新規治療戦略の開発 | 山嵜 博未 | 大阪大学 | 助教 |
研究領域B(異分野融合システム)
| 研究開発課題名 | 研究開発代表者 | ||
|---|---|---|---|
| 氏名 | 所属 | 役職 | |
| 難治性がん治療のための3次元積層共培養システムの臨床応用と生体適合性高分子抗がん剤の開発 | 片山 量平 | がん研究会 | 部長 |
| 深部がん治療実現のための中性子捕捉療法最適化研究開発 | 金井 好克 | 大阪大学 | 特任教授 |
| 骨肉腫の増殖と転移を阻害する新規LPAR1アンタゴニストの創製 | 高木 聡 | がん研究会 | 研究員 |
| 腫瘍血管因子によるがん関連血栓症発症機構の解明と新たな治療法の開発 | 樋田 京子 | 北海道大学 | 教授 |
| 研究開発課題名 | 研究開発代表者 | ||
|---|---|---|---|
| 氏名 | 所属 | 役職 | |
| 組織空間の地理学的解析手法を用いた肝がん微小環境構成細胞の網羅的理解とその制御による創薬開発 | 越前 佳奈恵 | 大阪公立大学 | 特任研究員 |
| 浸潤する膠芽腫と足場細胞群との相互作用を標的とした革新的治療法の開発 | 澤田 雅人 | 名古屋市立大学 | 講師 |
| CRISPR/Cas13を用いたRNA作動療法の開発 | 山本 圭太 | 東京大学 | 助教 |
研究領域C(免疫システム創薬)
| 研究開発課題名 | 研究開発代表者 | ||
|---|---|---|---|
| 氏名 | 所属 | 役職 | |
| 腫瘍免疫誘導mRNAの研究開発 | 二村 圭祐 | 群馬大学 | 教授 |
| 難治性急性骨髄性白血病に対するCLL-1を標的とした新規CAR T細胞療法の開発 | 保仙 直毅 | 大阪大学 | 教授 |
| 難治性がんを克服するがん抗原提示細胞化mRNA療法の開発 | 保田 朋波流 | 広島大学 | 教授 |
| ネオ抗原誘導薬による革新的がん免疫療法の開発 | 依田 成玄 | 京都大学 | 特定准教授 |
| 研究開発課題名 | 研究開発代表者 | ||
|---|---|---|---|
| 氏名 | 所属 | 役職 | |
| 縦断的サンプリングと膠芽腫微小環境解析に基づく免疫療法の開発 | 大谷 理浩 | 岡山大学 | 研究准教授 |
| 臓器特異的な組織常在性免疫細胞に着眼した、頭頸部扁平上皮癌における免疫療法耐性機構の解明とその克服 | 奥村 元紀 | 国立がん研究センター | 特任研究員 |
| ドライバー遺伝子変異陽性肺がんの免疫療法耐性克服に関する研究開発 | 杉山 栄里 | 国立がん研究センター | 医員 |
研究領域D(診断/バイオマーカー)
| 研究開発課題名 | 研究開発代表者 | ||
|---|---|---|---|
| 氏名 | 所属 | 役職 | |
| がん間質由来バイオマーカーを用いたコンパニオン診断と免疫微小環境制御法の開発 | 石本 崇胤 | がん研究会 | 部長 |
| プロテアーゼ群を包括する1分子酵素活性バイオマーカーを利用した膵臓がん早期診断技術の開発 | 小松 徹 | 東京大学 | 准教授 |
| 胆道がんの多様性を考慮した早期検出法の開発 | 妹尾 浩 | 京都大学 | 教授 |
| 抗体薬物複合体投与の患者選択を可能にするPETイメージング用プローブを開発する研究 | 矢野 聖二 | 金沢大学 | 教授 |
| 研究開発課題名 | 研究開発代表者 | ||
|---|---|---|---|
| 氏名 | 所属 | 役職 | |
| 唾液検体を用いたロングリードシークエンスによる頭頸部癌の早期診断・予防戦略の開発 | 榎田 智弘 | 国立がん研究センター | 医員 |
| 空間的解析に基づくがん関連線維芽細胞由来バイオマーカーによる非侵襲的な腫瘍内リンパ球浸潤度予測 | 千場 隆 | がん研究会 | 研究員 |
| グラファイトシート支援-LDI-MS法を用いた尿中代謝物計測による新規非侵襲がん診断法の開発 | 田中 充 | 九州大学 | 准教授 |
研究領域E(がん多様性)
| 研究開発課題名 | 研究開発代表者 | ||
|---|---|---|---|
| 氏名 | 所属 | 役職 | |
| 全がんctDNA解析による腫瘍不均一性と治療抵抗性機構の解明 | 片岡 圭亮 | 国立がん研究センター | 分野長 |
| 消化器難治がんにおける染色体外DNAを標的とした創薬開発 | 柴田 龍弘 | 東京大学 | 教授 |
| 全ゲノムシークエンスデータを用いた遺伝学的に近親者であるがん症例と非がん疾患を対象とした新規がん発症罹患因子の同定 | 白石 航也 | 国立がん研究センター | 部門長 |
| 卵巣がんにおけるフソバクテリウム感染を標的とした革新的治療法の開発 | 鈴木 美穂 | 名古屋大学 | 助教 |
| 研究開発課題名 | 研究開発代表者 | ||
|---|---|---|---|
| 氏名 | 所属 | 役職 | |
| 大腸がんにおける中皮細胞起源腫瘍免疫制御メカニズムの解析 | 笠島 裕明 | 大阪公立大学 | 病院講師 |
| 白血病病期不均一性の空間的解析と新規治療法の開拓 | 雁金 大樹 | 東京科学大学 | プロジェクト准教授 |
| T細胞リンパ腫の「節外ニッチ」を標的とする新規治療戦略 | 須摩 桜子 | 筑波大学 | 病院助教 |
(各領域ごとに五十音順で表示、敬称略)
評価経過情報
| 応用研究フェーズ、探索研究フェーズ(次世代PI育成枠) | |
|---|---|
| 公募期間 | 令和6年12月27日~令和7年1月27日(正午) |
| ヒアリング審査 | 令和7年3月14日、16日、25日、27日、29日 |
| 研究領域 | 申請数 | 書面評価通過数 | 採択数 |
|---|---|---|---|
| A-1 | 23 | 7 | 4 |
| A-2 | 15 | 5 | 3 |
| B-1 | 25 | 7 | 4 |
| B-2 | 13 | 7 | 3 |
| C-1 | 24 | 6 | 4 |
| C-2 | 15 | 6 | 3 |
| D-1 | 24 | 8 | 4 |
| D-2 | 15 | 6 | 3 |
| E-1 | 15 | 8 | 4 |
| E-2 | 14 | 6 | 3 |
掲載日 令和7年6月2日
最終更新日 令和7年6月2日


