公募情報 若手あり 令和5年度 「ゲノム医療実現バイオバンク利活用プログラム(ゲノム医療実現推進プラットフォーム・先端ゲノム研究開発)/ゲノム創薬基盤推進研究事業[ゲノム研究を創薬等出口に繋げる研究開発プログラム]」に係る公募について

更新履歴

令和5年8月18日:FAQを掲載しました。
公募説明会資料を更新しました。
第3回第4回第5回公募説明会の受付は終了いたしました。

令和5年8月3日:公募内容欄に「既存のデータの利用及び既存の解析機器の利用に関する問い合わせ先」を追加しました。
公募説明会資料を掲載しました。
第1回第2回公募説明会の受付は終了いたしました。

基本情報

公募の段階 公募
開発フェーズ 基礎的,応用,非臨床研究・前臨床研究,臨床試験,治験,観察研究等
分野 ゲノム・データ基盤プロジェクト
公募締め切り 令和5年9月7日(木) 正午【厳守】
※締め切りに間に合わず不受理となるケースが発生していますので、余裕を持った対応をお願いします。特にe-Radの新規利用者は、研究機関/研究者の新規登録手続も必要であり、これらに要する日数も考慮の上、早めの対応をお願いします。
お問い合わせ先
国立研究開発法人日本医療研究開発機構 ゲノム・データ基盤事業部 ゲノム・データ研究開発課 「ゲノム研究を創薬等出口に繋げる研究開発プログラム」
E-mail: genome-drugdiscovery”AT”amed.go.jp
備考:
お問い合わせは必ずE-mailでお願い致します。(E-mailは上記アドレス“AT”の部分を@に変えてください)*電子メールの件名は「ゲノム研究を創薬等出口に繋げる研究開発に係る問い合わせ」とし、本文内に回答先(法人名、担当者のお名前・電話番号・E-mailアドレス)を明記してください。

公募内容

国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)では、令和5年度 「ゲノム医療実現バイオバンク利活用プログラム(ゲノム医療実現推進プラットフォーム・先端ゲノム研究開発)/ゲノム創薬基盤推進研究事業[ゲノム研究を創薬等出口に繋げる研究開発プログラム]」に係る研究開発課題を以下の通り公募します。本公募は、「若手枠」の対象です。各公募研究開発課題の詳細は公募要領をご参照ください。

# 分野等、公募研究開発課題 研究開発費の規模
(間接経費を含まず)
研究開発実施
予定期間
新規採択課題
予定数
1 ゲノム研究を創薬等出口に繋げる研究開発
(領域➀)
1課題当たり
R5年度33,000千円 (上限)
R6年度およびR7年度の総額
200,000千円 (上限)
令和5年12月(予定)

令和7年度末
0~8
課題程度
2 【若手枠】
ゲノム研究を創薬等出口に繋げる研究開発
(領域②)
1課題当たり
R5年度10,000千円 (上限)
R6年度およびR7年度の総額
60,000千円 (上限)
令和5年12月(予定)

令和7年度末
0~6
課題程度

(注1)R6年度およびR7年度については、領域ごとに設定した総額を上限に各年度に必要となる予算額を見積り、適切な研究計画を作成してください。
(注2)同一の研究者が、複数の課題に研究代表者として応募することは認められません。ただし、研究分担者として複数の課題に重複して応募することは認められます。
(注3)複数の公募研究開発課題に応募する場合、研究費の不合理な重複及び過度の集中(詳細は第5章を参照してください。)に該当しないことを確認するため、同時に応募した研究開発課題の情報を研究開発提案書の該当欄へ必ず記載してください。また、応募中の研究開発課題が採択された場合は、速やかにAMEDの本事業担当課に報告してください。
(注4)採択課題数は、それぞれの分野における応募数や内容に応じて予定数から増減します。
(注5)R6年度以降の研究開発費は、予算の状況等により変動することがあります。
(注6)申請額は、研究開発費の規模の範囲内でも確約するものではありません。
(注7)【若手枠】(若手研究者が研究開発代表者となる課題)は、研究開発代表者が以下の条件を満たす者であることとします。
令和5年4月1日時点において、年齢が、満43歳未満の者(昭和55年4月2日以降に生まれた者)、又は博士号取得後10年未満の者が対象です。ただし、産前・産後休業又は育児休業をとった者は、その日数を加算することができます。 若手枠への提案においては、分担研究者も若手研究者(上記の条件を満たす者)であることが望ましいとします。

既存のデータの利用及び既存の解析機器の利用に関する問い合わせ先

■三大バイオバンク(NCBN、BBJ、TMM)

また、三大バイオバンク(NCBN、BBJ、TMM)の利用については、バイオバンク利活用ハンドブックをご覧ください。
https://www.amed.go.jp/content/000085128.pdf

NCBNの利用方法に関しては、以下も合わせてご参照ください。
NCBNパンフレット

また、バイオバンクに保存されている試料については、バイオバンク横断検索システム(https://www.biobank-network.jp/)を用いて検索することが可能です。

■全ゲノム解析等実行計画

■BINDS:https://www.binds.jp/
支援が受けられる技術(例):空間トランスクリプトーム解析、空間プロテオーム解析、空間メチローム解析、メタボローム解析、シングルセル解析、ロングリードシークエンス解析など
(詳細は、BINDSホームページから「支援メニュー」「支援利用について」「事業に関するFAQ」「申請者マニュアル」を参照してください)

事業概要

(1)我が国における現状と課題
我が国においては、令和3年3月にゲノム医療協議会においてとりまとめた「ゲノム・データ基盤の構築に向けた取組について(第5回ゲノム医療協議会)」に基づき、全ゲノムデータをはじめゲノム研究を推進するための基盤の議論が始まったところです。令和5年3月の第11回ゲノム医療協議会においては、疾患の発症・重症化予防、診断、治療等に資する研究開発を推進し、病態解明を含めたゲノム医療、個別化医療の実現を目指すために、出口を見据えた研究開発強化にも注力すべきとの方針が打ち出されました※1
AMEDは、この政府の方針を受けゲノム医療、個別化医療実現のため、ゲノム研究を創薬等出口に繋げることを目指し、ゲノムデータに加えて、基盤技術・基礎科学を最大限活用した異業種・異分野が連携した研究を推進し、診断、予防、治療、創薬等に資する研究の提案を求めます。
世界のゲノム研究における解析技術は、数カ月で改良あるいは刷新されるほど急速に進展しており、欧米との解析技術格差が開きつつあります。よって、今研究開発を開始しなければ大幅に出遅れる可能性があり、調整費の性質を生かした機動的な取組の下、モデルとなるような研究成果をいち早く創出するため、異業種・異分野連携による新たな研究チームからの研究提案を求めます。

※1 第11回ゲノム医療協議会資料3-2(令和5年3月31日)
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/kenkouiryou/genome/genome_dai11/siryou3-2.pdf

(2)求められる研究開発
本公募では、ゲノム医療、個別化医療を実現するため、ゲノム研究を創薬等出口に繋げることを目指し、診断、予防、治療、創薬等に資する研究を期待します。これまでになかった斬新なアイデアを提案してください。その研究開発の成果として、新規予防法・診断・治療の開発が達成されることを重視します。
また、本公募においては、研究成果を効果的に創出できる異業種・異分野の連携による体制構築を必須とします。異業種連携とはアカデミアと企業との連携(産学連携)を、異分野連携とは様々な研究領域の研究者(ゲノム研究者、臨床研究者、病理研究者、AI研究者、情報科学研究者・数理統計研究者、創薬に関わる研究者等)の連携を指します。本公募では、異業種・異分野の融合により新たな知を創出し、診断、予防、治療、創薬等出口を見据えた飛躍的な進歩が得られることを期待します。この観点を踏まえて適切な異業種・異分野の連携体制を構築してください。
※異分野連携は必須です。

具体的には、以下のいずれかの研究要素(複数も可)を満たす研究提案を求めます。
【A】ゲノムデータなどに基礎研究(例えば、細胞レベルでの生命活動の時間的・空間的変動に着目した生物学研究やロングリード解析・メチル化解析などの新規解析技術を活用した研究等)で得られる独自のデータを組み合わせた独創的な切り口の研究開発。
【B】ゲノムデータに加えて、病理学や生物学(オルガノイド技術やモデル生物作成など)とマルチオミックス解析の融合を図り、疾患関連バリアントの同定に止まらず、病態機序の解明や創薬標的の探索など、ゲノム創薬に繋がるような研究開発。
【C】ゲノムデータにMRIやCTや病理などの画像データ、臨床情報や生活習慣情報等のリアルワールドデータ、分子標的解析を組み合わせ、AI等を使った解析による統合的研究開発。
【D】数理統計解析、バイオインフォマティクスに精通する研究者が中心的な役割を担うとともに、異業種・異分野の研究者の知を融合できる研究開発。
【E】 全ゲノム解析等のゲノムデータにオミックスデータやウエアラブルデバイスなどから得られる環境因子等の情報を多層的に加えた解析にもとづく新規診断・予防・治療法に資する研究開発

上記に示す、求められる研究開発の概要を以下の図に示します。

応募資格者

本事業の応募資格者は、一定の要件を満たす国内の研究機関等に所属し、かつ、主たる研究場所※とし、応募に係る研究開発課題について、研究開発実施計画の策定や成果の取りまとめなどの責任を担う能力を有する研究者(研究開発代表者)とします。
※ 所属する研究機関等と主たる研究場所が異なる場合は、別途ご相談ください。
なお、特定の研究機関等に所属していない、もしくは日本国外の研究機関等に所属している研究者にあっては、研究開発代表者として採択された場合、契約締結日までに、日本国内の研究機関に所属して研究を実施する体制を取ることが可能な研究者も応募できます。ただし、契約締結日までに、上記条件を備えていない場合、原則として、採択は取消しとなります。また、委託研究開発契約の履行能力を確認するため、審査時に、代表機関及び分担機関の営む主な事業内容、資産及び負債等財務に関する資料等の提出を求めることがあります。(詳細は公募要領「第2章 応募に関する諸条件等」を参照してください)

公募期間

令和5年7月20日(木) ~ 令和5年9月7日(木) 正午【厳守】
※締め切りに間に合わず不受理となるケースが発生していますので、余裕を持った対応をお願いします。特にe-Radの新規利用者は、研究機関/研究者の新規登録手続も必要であり、これらに要する日数も考慮の上、早めの対応をお願いします。

ヒアリング日程

日時:令和5年10月中旬(予定)
会場:オンライン開催(予定)

※ヒアリングを実施する場合は、対象課題の研究開発代表者に対して、原則として1週間前までに電子メールにてご連絡いたします。
※ヒアリング対象外の場合やヒアリング自体が実施されない場合にはご連絡いたしませんので、採択可否の通知までお待ちください。ヒアリング対象か否かに関する個別回答はいたしかねますので、ご了承ください。
※ヒアリングの実施や日程に関する情報更新がある場合は、本ページ上に掲載いたしますので、併せてご参照ください。
※ヒアリングの対象者は原則として対象提案課題の研究開発代表者といたします。ヒアリングの日程は変更できませんので、ご了承ください。
※ヒアリング実施課題が多い場合は別日程でヒアリングを行う可能性があります。

公募説明会

以下の日程で、Web会議システムによる公募説明会を予定しています。
本公募は、留意していただく点が多いため、できる限り公募説明会にご参加ください。

第1回説明会日時:令和5年7月26日(水)16時00分~17時00分(予定)
登録締切:7月25日(火)正午
説明会形式:WEB形式

第2回説明会日時:令和5年8月4日(金)14時00分~15時00分(予定)
登録締切:8月3日(木)正午
説明会形式:WEB形式

第3回説明会日時:令和5年8月8日(火)10時00分~11時00分(予定)
登録締切:8月7日(月)正午
説明会形式:WEB形式

第4回説明会日時:令和5年8月17日(木)13時00分~14時00分(予定)
登録締切:8月16日(水)正午
説明会形式:WEB形式

第5回説明会日時:令和5年8月21日(月)17時00分~18時00分(予定)
登録締切:8月18日(金)正午
説明会形式:WEB形式

第6回説明会日時:令和5年8月29日(火)17時00分~18時00分(予定)
登録締切:8月28日(月)正午
説明会形式:WEB形式

参加方法:事前予約制
申込:以下のメールアドレスよりお申し込みください。
genome-drugdiscovery”AT”amed.go.jp(”AT”の部分を@に変えてください)
その際、件名を「ゲノム研究を創薬等出口に繋げる研究開発プログラム 第○回公募説明会参加希望」としていただき、メール本文にお名前、ご所属、メールアドレスを記載の上送信ください。なお、各回の説明内容は同じです。また、複数回にわたりご出席いただけます。

後日、登録者の方に、WEB参加用URLをメールで配信します。

公募説明会資料は以下よりダウンロードしてください。

【必ず、ご確認ください!】
公募説明会でいただいた質問のうち、全ての提案者の方にご確認いただいた方が良い事項を、FAQにまとめました。
応募前に、必ず、ご確認ください。

応募方法

提案書類の提出は、受付期間内に府省共通研究開発管理システム(e-Rad)にてお願いします。全ての提案書類について、期限を過ぎた場合には一切受理できませんので注意してください。応募期間締め切り直前はアクセス集中のためe-Rad に不具合が発生する場合もあるため、期限に余裕を持って提出してください。
※ e-Radの不具合に関する情報や、システム上の不具合が解消されない場合の特別対応などについては、公募HPに掲載されますので随時確認してください。不測の事態に備え、余裕を持った提出をお願いします。
詳細は、公募要領の「第3章 公募研究開発課題」、「第4章 スケジュール・審査方法等」及び「第5章 提案書等の作成・提出方法」を中心にご参照ください。
提出書類に不備がある場合は、不受理となる場合があります。
ヒト全ゲノムシークエンス解析を実施する場合で、ヒト全ゲノムシークエンス解析プロトコール様式の提出がない場合は、不受理とします。
提案書類受付期間終了後、研究開発代表者に対して、AMEDが電子メールや電話等事務的な確認を行う場合があります。当該確認に対しては、AMEDが指定する方法で速やかに回答してください(回答が得られない場合は当該提案が審査対象から除外されることがあります)。

応募先

資料

公募要領

様式

掲載日 令和5年7月20日

最終更新日 令和5年8月18日