公募情報 若手あり 令和7年度 「革新的先端研究開発支援事業(AMED-CREST、PRIME)」の採択課題について
基本情報
公募の段階 | 採択 |
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開発フェーズ | 基礎的 |
分野 | シーズ開発・基礎研究プロジェクト,がん,難病・希少疾患,成育,感染症,その他の疾患,生活習慣病,精神・神経疾患,老年医学・認知症 |
お問い合わせ先 |
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採択内容
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)は、令和7年度「革新的先端研究開発支援事業(AMED-CREST、PRIME)」について、課題評価委員会(別紙)において厳正な審査を行った結果、下記のとおり採択課題を決定いたしました。
※各課題の公表内容は採択時の情報を掲載しております。
「元気につながる生命現象の解明と制御」研究開発領域
ユニットタイプ(AMED-CREST)
研究開発課題名 | 研究開発代表者 | 所属機関 | 役職 |
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心身の元気をもたらす呼吸鎖超複合体動態制御の解明とその応用 | 井上 聡 | 東京都健康長寿医療センター | 研究部長 |
骨格筋の“元気”を形作る細胞設計図の解読 | 上住 聡芳 | 九州大学 | 教授 |
身体的レジリエンスの基盤となるエクササイズメモリーの獲得形成機構の解明 | 小野 悠介 | 熊本大学 | 教授 |
運動器―脳神経―免疫ネットワークの統合的理解による「元気」の分子基盤の解明 | 高柳 広 | 東京大学 | 教授 |
脂質代謝リプログラミングの分子機序の解明に基づく元気の実現 | 村上 誠 | 東京大学 | 教授 |
ソロタイプ(PRIME)
研究開発課題名 | 研究開発代表者 | 所属機関 | 役職 |
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脂肪前駆細胞を基軸とした「元気」な代謝状態の科学的定義と評価法の確立 | 安部 一太郎 | 東京大学 | 特任助教 |
大規模シングルセル・オミクス解析による「単一細胞解像度の元気」の統合的理解 | 枝廣 龍哉 | 大阪大学 | 助教 |
心身相関が誘導する元気状態の生理学的実体解明と疾患応用 | 片岡 直也 | 名古屋大学 | 特任講師 |
骨代謝に関与する副甲状腺ホルモン1型受容体を介したシグナル伝達の時空間的制御に関する研究 | 佐野 文哉 | 東京大学 | 特任助教 |
免疫・アレルギー病態における病的顆粒球を一細胞レベルで補足し「元気」と「免疫破綻」の境界を解明する研究 | 西出 真之 | 大阪大学 | 講師 |
硫黄レドックス代謝から読み解く心臓頑健性の維持戦略 | 西村 明幸 | 生理学研究所 | 特任准教授 |
睡眠から探る元気ダイナミクス機構の解明 | 長谷川 恵美 | 京都大学 | 准教授 |
リソソームから読み解く“元気”の喪失と再生:脂肪毒性の分子機構と横断的モニタリング基盤 | 南 聡 | 大阪大学 | 特任助教(常勤) |
肝臓マクロファージの超臓器的作用から探る“元気”の実態 | 宮本 佑 | 大阪大学 | 特任助教(常勤) |
体内埋め込み型無線デバイスによる胃腸機能の恒常性維持と脳腸相関の解明 | 山岸 健人 | 東京大学 | 講師 |
透明脳イメージングと光/化学遺伝学を用いた運動意欲の創出・制御神経基盤の解明 | 山中 航 | 順天堂大学 | 准教授 |
加齢による巧緻運動を制御する神経回路の変化とその回復 | 吉田 富 | 沖縄科学技術大学院大学 | 教授 |
「性差・個人差の機構解明と予測技術の創出」研究開発領域
ユニットタイプ(AMED-CREST)
研究開発課題名 | 研究開発代表者 | 所属機関 | 役職 |
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ゲノムと個体の多様性をつなぐ組織構築の個体差・性差 | 石川 俊平 | 東京大学 | 教授 |
解釈可能なゲノム機能シミュレータの創出 | 沖 真弥 | 熊本大学 | 教授 |
G×E interactionを介したマクロファージコンティニュームに基づく生活習慣病の多層的解析 | 佐藤 荘 | 東京科学大学 | 教授 |
腸管局所マイクロバイオームの「個人差・性差」が大腸「未病状態」に及ぼす影響の解明と未病抑制戦略の開発 | 谷内田 真一 | 大阪大学 | 教授 |
ソロタイプ(PRIME)
研究開発課題名 | 研究開発代表者 | 所属機関 | 役職 |
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細胞系譜と時間軸から読み解く「脂肪の性差」の本質 | 生島 芳子 | 東北大学 | 講師 |
免疫疾患発症パスウェイの層別化とそれに基づくパスウェイ特異的ジェネティック・リスクスコアの開発 | 太田 峰人 | 東京大学 | 講師 |
性差による炎症制御と組織再構築機構に基づく尿路上皮癌浸潤制御機構の解明と臨床応用 | 河嶋 厚成 | 大阪大学 | 准教授 |
腫瘍組織の時空間オミクスシミュレータによる病態予報と最適介入探索 | 小嶋 泰弘 | 国立がん研究センター | 独立ユニット長 |
高効率1細胞機能ゲノミクスと疾患iPS細胞バンクによる孤発性ALSでの運動神経障害の遺伝的制御機構の個人差の解明 | 七野 成之 | 東京理科大学 | 講師 |
ダークマター・ゲノム領域の配列多型がもたらす脳の個人差の研究 | 鈴木 郁夫 | 東京大学 | 准教授 |
スナップショットシングルセルデータからの神経活動応答ダイナミクス推定手法開発:精神疾患研究への応用および応答個人差の遺伝的基盤解明 | 高田 篤 | 理化学研究所 | チームディレクター |
腸内細菌の株レベル個人差と疾患関連性の包括的解析 | 西嶋 傑 | 東京大学 | 特任准教授 |
更年期の個人差に基づく脳内AMPA受容体動態の評価と更年期障害診断支援技術の構築 | 波多野 真依 | 横浜市立大学 | 助教 |
自己免疫疾患の新規治療戦略:多様性がT細胞ネオセルフ応答に及ぼす影響の解明 | 森 俊輔 | 大阪大学 | 助教 |
「ストレスへの応答と疾病発症に至るメカニズムの解明」研究開発領域
ユニットタイプ(AMED-CREST)
研究開発課題名 | 研究開発代表者 | 所属機関 | 役職 |
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新規核酸損傷ストレスマーカーによる疾患発症・予後予測と次世代センシング技術の開発 | 魏 范研 | 東北大学 | 教授 |
慢性ストレスによる副腎皮質リモデリングの破綻の分子機構の解明と生活習慣病の発症予測・早期発見 | 小川 佳宏 | 九州大学 | 主幹教授 |
ヒト個体、社会集団でのストレスの客観的、持続的な検出と生活習慣病のリスクファクター及び発症に関する工学疫学融合研究 | 山岸 良匡 | 順天堂大学 | 教授 |
代謝物を認識する免疫受容体が担うストレス感知と生体の適応 | 山崎 晶 | 大阪大学 | 教授 |
ソロタイプ(PRIME)
研究開発課題名 | 研究開発代表者 | 所属機関 | 役職 |
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小胞体への還元ストレス伝播機構と臓器間レドックス連関の解明 | 潮田 亮 | 京都産業大学 | 教授 |
トポロジー反転を基軸とした抗ストレス応答機構の解明と応用基盤の創出 | 岡崎 朋彦 | 北海道大学 | 准教授 |
社会的ストレスバイオマーカーとしての「血管窓」を高精度に計測・評価するナノ分子ものさしプローブの開発 | 長田 健介 | 量子科学技術研究開発機構 | グループリーダー |
ストレス誘導性胃炎の病態形成に関与する自然リンパ球の機能的役割とその制御機構解析 | 佐藤 尚子 (高山 尚子) |
理化学研究所 | 理研ECL研究ユニットリーダー |
好中球のストレス応答メカニズムの解明と予防医療への応用 | 竹内 康造 | 浜松ホトニクス株式会社 | セクションマネージャー |
皮膚レジリエンスを支える脂質信号:細胞外脂質代謝による環境ストレス応答とアトピー性皮膚炎の制御機構 | 武富 芳隆 | 東京大学 | 講師 |
NOシグナルの空間制御機構の解明 | 橋本 翔子 | 滋賀医科大学 | 特任准教授 |
大脳新皮質層形成過程におけるストレス応答機構 | 廣田 ゆき | 慶應義塾大学 | 講師 |
代謝ストレス応答としての細胞老化に関する研究開発 | 山内 翔太 | がん研究会 | 研究員 |
デグロン同定から迫るミトコンドリアストレス応答の研究 | 山野 晃史 | 東京都医学総合研究所 | プロジェクトリーダー |
評価経過情報
公募期間 | 令和7年4月3日(木)~令和7年5月29日(木)正午(日本時間) |
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会合審査日・面接 (ヒアリング審査)実施日 |
「元気につながる生命現象の解明と制御」研究開発領域 |
元気 | 個人差 | ストレス | ||||
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AMED- CREST |
PRIME | AMED- CREST |
PRIME | AMED- CREST |
PRIME | |
申請数 | 85 | 193 | 47 | 112 | 45 | 163 |
書面審査通過数 | 12 | 23 | 10 | 21 | 10 | 21 |
採択数 | 5 | 12 | 4 | 10 | 4 | 10 |
掲載日 令和7年9月18日
最終更新日 令和7年9月18日