大阪大学 先導的学際研究機構 創薬サイエンス部門では、毎年創薬に関連するシンポジウムを開催しています。今年度は、生命医科学融合フロンティア研究部門と合同で「未来医療を推進する革新的技術のフロンティア―生命医科学フロンティアと創薬サイエンスの融合―」と題して、未来医療を推進する革新的技術をテーマに、未来医療に向けたアカデミアからのアプローチを紹介するとともに、今後の取組み、方向性を探ることを目的として開催いたします。
また、昨年末、大阪大学 先導的学際研究機構の中に、新たに基礎生命医科学と臨床医学の共創によりリバーストランスレーショナルリサーチを推進する部門として、生命医科学融合フロンティア研究部門が立ち上がりました。今回そのキックオフとして合同シンポジウムを開催するはこびとなりました。
本シンポジウムでは、生命医科学フロンティアの側から、代表的な課題として以下3つの講演が行われます。
金田安史先生(大阪大学)「研究開発エコシステムが生み出すがん免疫療法の新戦略」
竹田潔先生(大阪大学)「炎症性腸疾患のリバーストランスレーショナルリサーチ」
高倉伸幸先生(大阪大学)「血管新生抑制剤の真の臨床的benefitを基礎医学で解明する」
創薬サイエンスの側から、革新的技術の開発とそれを用いた創薬への展開について以下3つの講演が行われます。
児玉龍彦先生(東京大学)「進行癌治療のための抗体医薬のプラットフォーム技術の開発」
朝長毅先生(医薬基盤・健康・栄養研究所)「最先端プロテオミクスを活用した未来医療戦略」
難波啓一先生(大阪大学)「クライオ電子顕微鏡による生体分子立体構造解析法の原子分解能をめざした技術開発」
詳細、お申込みについては大阪大学 先導的学際研究機構 創薬サイエンス部門のホームページをご覧ください
皆様の御参加をお待ちしております!