国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)では、医薬品等規制調和・評価研究事業において、レギュラトリーサイエンス(RS)の推進に特化した公募研究を行っており、科学的合理性と社会的正当性に関する根拠に基づいた審査指針や基準等の策定、あるいは最先端の技術を活用した医薬品、医療機器等に係る評価法開発を実施し、世界に先駆けた国際規格・基準の策定の提案等を目指しています。
本事業では、毎年1回RS研究に関する公開シンポジウムを開催しております。
近年、データサイエンスの著しい発達を背景に、リアル・ワールド・データの利活用に基づく臨床エビデンスの創出が注目を集めています。そこで今回のシンポジウムはテーマを 「医療イノベーションの推進におけるリアル・ワールド・エビデンスへの期待 ―レギュラトリーサイエンスからみた現状と今後の課題―」 とし、産官学の立場から現状と将来展望を議論したいと考えております。
なお、新型コロナウイルス感染症の蔓延状況に鑑み、今回の一般参加はすべてオンラインのみとさせていただきます。