イベント 令和8年2月23日 「小児・AYA世代のがんに関する日英共同シンポジウム（東京）」（仮称）開催のお知らせ

国立研究開発法人日本医療研究開発機構（AMED）は、がん研究を「第4期がん計画」（令和5年3月閣議決定）、「がん研究10か年戦略（第5次）」（令和5年12月策定）に基づいて実施しています。本戦略では、国際連携として国際共同臨床試験の環境整備も含まれ、「革新的がん医療実用化研究事業」では、今後の国際連携のあり方を検討しています。特に、小児・AYA世代のがんは希少がんであり、臨床試験の実施には高いハードルがあります。さらに、成人のがんとは異なる病態であることから研究開発が進みにくく、ドラッグラグやドラッグロスが指摘されています。
そこで、このたびAMEDは、英国国立保健医療研究所（National Institute for Health and Care Research ; NIHR）と共同で、小児・AYA（adolescent and young adult）世代のがんに関するシンポジウムを開催し、ドラッグラグ・ドラッグロスの解消に向けて、今後の国際連携のあり方を議論します。
小児・AYA世代のがん患者の方、そのご家族・関係者の方、また関連分野の研究者など皆様のご参加を多数お待ち申し上げます。

目的

• 英国及び日本における小児・若年者（children and young people : CYP）がんに関する研究の重要項目と課題を特定すること 
• 将来の連携に向けて研究テーマに関する意見交換をすること 
• 英国と日本の研究者間の協力関係を育むこと 
• 臨床試験、インフラ、法規制に関して、英国と日本の相互理解を深めること 
• 日本および英国の研究環境について、AMED・NIHRと共に議論すること

現地参加：招待参加者のみ
オンライン参加：一般参加者

※オンライン配信中のスクリーンショット、録画、録音はご遠慮ください。

• 小児・AYA世代のがん研究または国際共同研究に関心がある研究者
• 小児・AYA世代のがん患者の方、そのご家族・関係者の方

500名（予定）

無料（オンライン配信の視聴に係る通信料等は参加者の負担となります）

登録サイト（令和8年1月頃、公開・登録開始予定）

国立研究開発法人日本医療研究開発機構（AMED）
英国国立保健医療研究所（National Institute for Health and Care Research：NIHR）

セッション1	Policy and Background
セッション2	Brain cancer
セッション3	Hematological cancer
セッション4	Solid cancers
セッション5	The wider research landscape in Japan and the UK

※各セッションに、ゲノム医療、先進治療、細胞・遺伝子治療、患者の視点、ケアなどの分野横断的なトピックを含む