その他お知らせ 学校法人法政大学における不正使用に対する措置の決定

その他お知らせ

当機構は、学校法人法政大学からの研究活動における不正使用に関する調査結果の報告を踏まえ、以下のとおり、措置を実施することとしたので公表いたします。

1.法政大学の調査結果(不正使用の認定)

法政大学の調査結果(概要)は、以下のとおりです。

(1)認定された不正使用の内容
研究費(人件費)の目的外使用(私的流用なし)
(2)不正使用に関与したと認定した者
法政大学 生命科学部/大学院スポーツ健康学研究科 教授(1名)
(3)不正使用が行われた事業・研究課題
事業名:予防・健康づくりの社会実装に向けた研究開発基盤整備事業
研究課題名:アプリを活用した在宅の高強度インターバルトレーニングが乳がんサバイバーの倦怠感に与える影響:
多施設共同ランダム化比較試験(令和3年度~令和5年度)

2.措置の内容

(1)研究者への措置(競争的研究費等の申請・参加資格制限)
当機構は、不正使用に関与したと認定された者に対し、当機構が配分する競争的研究費等の申請・参加資格を次の期間制限することとし、この旨を当該研究者に通知しました。
措置の対象者:法政大学 生命科学部/大学院スポーツ健康学研究科 教授
措置の期間:令和5年11月28日から令和10年3月31日まで
(2)研究機関への措置(研究費の返還)
当機構は、法政大学に対し、不正使用に直接関係する経費及びこれに相当する間接経費の返還並びに加算額の支払を求めることとし、この旨を法政大学へ通知しました。
  • 返還額:14,789,050円
  • 加算額:機構から法政大学への研究費の納付日から研究費の返還日までの日数に応じ、年10.95%の割合で計算した額

3.再発防止策の徹底

当機構は、法政大学に対して、研究活動上の不正使用の防止のための改善措置及び再発防止策を確実に実施するよう要請しました。

4.お問い合わせ

日本医療研究開発機構(AMED)
研究公正・業務推進部 研究公正・社会共創課
電話番号:050-5301-0271
E-mail:kouseisoudan“AT”amed.go.jp

E-mailは“AT”の部分を@に変えてください。

掲載日 令和5年11月29日

最終更新日 令和5年11月29日