プレスリリース 令和2年度第3回医療分野の研究開発関連の調整費の配分について

プレスリリース

国立研究開発法人日本医療研究開発機構

健康・医療戦略推進本部(第32回、令和2年11月24日)における「令和2年度 第3回医療分野の研究開発関連の調整費の実行計画」の決定を受け、日本医療研究開発機構(AMED)として、その具体的内容について、別紙(令和2年度第3回医療分野の研究開発関連の調整費(理事長裁量型経費)について)のとおり取りまとめましたので、お知らせします。

医療分野の研究開発関連の調整費とは

医療分野の研究開発について、研究の進捗状況や新規に募集する研究の内容などを踏まえた予算配分を各省の枠にとらわれず、機動的かつ効率的に行うための経費です。

令和2年度第3回調整費に係る配分について

医療分野の研究開発関連の調整費は、「医療分野の研究開発関連の調整費に関する配分方針」(平成26年6月10日健康・医療戦略推進本部決定)に沿って、今般、健康・医療戦略推進本部会合において、令和2年度第3回配分額47.0億円が決定されました。うち、当機構の理事長の提案に基づいた理事長裁量型経費は25.5億円です。(トップダウン型経費は21.6億円です(四捨五入の関係で合計額が一致しない)。トップダウン型経費については、内閣官房 健康・医療戦略室にお問い合わせください。)

令和2年度第3回(理事長裁量型経費)の主な配分は以下です。

(1)日本におけるゲノム医療実現のための大規模データ解析基盤の整備
  • 三大バイオバンクの連携強化と大規模データ解析基盤の構築
(2)新型コロナウイルス感染症対策のための研究開発の重点的加速・強化
  • COVID-19に対する免疫応答とその背景となるゲノム情報の解明
  • 抗SARS-CoV-2活性を有する新規生薬エキス製剤の開発
(3)成果をいち早く社会還元するための研究開発の一層の加速
  • 腫瘍血管内皮細胞の分子基盤の解明による腫瘍血管特異的な新規血管新生阻害剤とそのコンパニオン診断薬の開発
  • 創薬スクリーニング用iPS細胞由来肝細胞の開発加速
  • インテリジェント心房細動予防・検出インフラの構築
  • 心不全の発症要因である力学的ストレスを標的とした治療法の開発

参考・令和2年度第3回調整費の決定に関連する会議

(1)健康・医療戦略推進専門調査会(第25回):令和2年11月17日(火)

(2)健康・医療戦略推進本部(第32回)決定:令和2年11月24日(火)

お問い合わせ先

日本医療研究開発機構 経営企画部 経営企画課
〒100-0004 東京都千代田区大手町1-7-1
Tel:03-6870-2205
E-mail:soukatsu“AT”amed.go.jp

報道に関するお問い合わせ先

日本医療研究開発機構 経営企画部 評価・広報課
〒100-0004 東京都千代田区大手町1-7-1
Tel:03-6870-2245
E-mail:contact“AT”amed.go.jp

※E-mailは上記アドレス“AT”の部分を@に変えてください。

掲載日 令和2年11月25日

最終更新日 令和2年11月25日