成果情報 松原謙一 大阪大学名誉教授が文化勲章を受章

AMEDの研究開発の推進に多大なご協力をいただいている、松原謙一大阪大学名誉教授が文化勲章を受賞されました。心からお祝いを申し上げます。

松原謙一名誉教授は、分子生物学者として日本で初めて遺伝子組み換えを行うなど、遺伝子組み換え技術の開発と発展に大きく貢献されました。またB型肝炎ウイルスのゲノム研究を進めワクチンを開発、安全に大量生産する道を拓きました。さらに国際ヒトゲノム研究機構（HUGO）の初代副会長としてヒトの全塩基配列を解読する国際的なヒトゲノムプロジェクトを主導されました。国産のDNAチップを開発するベンチャー企業（株式会社DNAチップ研究所）を立ち上げ、現在もさまざまな研究開発に携わられています。

【参考】関連AMED事業

1. 革新的先端研究開発支援事業（AMED-CREST）「炎症の慢性化機構の解明と制御に向けた基盤技術の創出」研究開発領域　企業アドバイザー
2. 次世代治療・診断実現のための創薬基盤技術開発事業　評価委員