創薬等ライフサイエンス研究支援基盤事業「創薬等先端技術支援基盤プラットフォーム」が、本年度より開始になりました。
本事業は、ライフサイエンス研究の成果を医薬品等の実用化につなげるため、大型放射光施設、クライオ電子顕微鏡、化合物ライブラリー、次世代シーケンサーなどの大型機器を外部解放するだけはなく、構造解析、タンパク質生産、ケミカルシーズ・リード探索、構造展開、ゲノミクス解析、インシリコスクリーニングなどの最新手法を用いる最先端研究者が直接、外部研究者の研究進捗を支援するという他に類例のない事業です。
いよいよ8月より、外部研究者からの支援申請受付窓口がオープンするにあたり、支援にあたる7つの領域を紹介するシンポジウムを開催します。講演プログラムに加え、各課題が行う支援についてポスターセッションを行います。ポスター前では実際に支援にあたる研究者に相談いただく機会も予定しています。
2002年から15年の時を経て、本事業に結実する我が国の創薬・ライフサイエンス研究支援事業の現在をご覧ください。