イベント 開催日:令和5年3月11日(土) AMEDがんシンポジウム「しる×しる×みちる がん治療の最前線 がんと老化」を開催しました
開催報告
開催概要
革新的がん医療実用化研究事業および次世代がん医療加速化研究事業では、新たながん医療の実用化を目指して、医薬品・医療機器等を開発する研究を推進しています。
AMEDが支援する最新のがん研究の成果が患者さんや皆様に将来どのように届くかをお伝えする「AMEDがんシンポジウム『しる×しる×みちる がん治療の最前線 がんと老化』」を、令和5年3月11日(土)にオンラインにて開催いたしました。当日は、多くの方々にご参加いただきました。
がんは長い年月をかけてさまざまな遺伝子変異が蓄積することで発症することが分かっています。そのため老化はがん化のリスク因子の1つであると考えられています。超高齢社会にあって、予防法・治療法の開発はとても重要です。今回は、両事業の中で最前線の研究をされている先生方に、その取り組みについて、「がん分野の研究成果を聴くのは初めて」という方にも分かりやすくお話しをしていただきました。
プログラム
開会挨拶
堀田知光先生
成果発表
セッション1(革新的がん医療実用化研究事業)とセッション2(次世代がん医療加速化研究事業)に分かれ、がん研究分野における最先端の研究内容等を発表いただきました。発表後は、参加者から事前にいただいた質問に発表者が回答する事前質問に加え、発表者から参加者に聞いてみたいことを問いかけ、参加者が投票機能にて回答するリアルタイムアンケートを行いました。投票結果は即時にグラフで表示され、それを見ながら発表者が感想を述べることで、オンラインではありましたが、参加者と発表者が直接コミュニケーションできる機会となりました。
セッションⅠ (革新的がん医療実用化研究事業)
セッションⅡ (次世代がん医療加速化研究事業)
本日のまとめ
今回のテーマである「がんと老化」について、ご発表いただいた先生方にまとめをしていただきました。それぞれのご発表を踏まえて意見交換が行われました。
閉会挨拶
開催報告
シンポジウム終了後に来場者からいただいたアンケートでは、「有意義だった」、「難しい研究をわかりやすい言葉で説明してもらえてがん研究の理解が深まった」、「次回も参加したい」等々、多数のご意見をいただきました。オンラインであったことで、現地開催では参加が難しい方にもご参加いただくことができました。
革新的がん医療実用化研究事業、次世代がん医療加速化研究事業では、今後もこのようなアウトリーチの場を通して、がん研究の研究開発状況をお伝えするとともに、研究成果が一刻も早く医療の現場や社会に還元されることを目指し、事業を推進してまいります。
動画配信のご案内
本シンポジウムの模様は、以下のリンクより動画で配信しています。視聴される方は、以下リンクよりご覧ください。(動画配信は外部サービスを利用しています。動画再生時間は約120分です。)
最終更新日 令和5年8月22日