イベント 開催日:令和7年1月23日~26日 第6回日英ニューロサイエンスシンポジウムを開催しました
開催報告
第6回日英ニューロサイエンスシンポジウムを開催しました
第6回日英ニューロサイエンスシンポジウムをAMEDと英国医学研究会議(MRC)の共催により、令和7年1月23日から26日まで、淡路夢舞台国際会議場にて開催しました。日英の神経科学の研究者間の情報共有や研究協力の促進を目的としたこのシンポジウムには、日英の大学、研究機関、研究支援機関等から60名以上が参加しました。
シンポジウム開催にあたっては、冒頭、駐日英国大使館Marie-Louise Taylor参事官とAMED国際戦略推進部長小賀坂康志より挨拶があり、初日のセッション終了時にはAMED脳神経科学統合プログラムの高橋良輔プログラムスーパーバイザーより歓迎の挨拶がありました。4日間のプログラムは「シナプス生理学と生化学(Synaptic Physiology & Biochemistry)」「デジタル脳と革新的技術(Digital Brain & Innovative Techniques)」「神経変性(Neurodegeneration)」「行動/記憶・学習/神経精神医学(Behavior/Learning & Memory/Neuropsychiatry)」「治療とバイオ・マーカー(Treatment & Biomarkers)」のテーマ別セッションから構成され、日英研究者による発表と活発な質疑応答が行われました。またMaria Grazia Spillantini教授(ケンブリッジ大学)と銅谷賢治教授(沖縄科学技術大学)が基調講演を行いました。若手研究者を中心としたポスターセッションでは、今後の研究発展が期待される日英の研究者2名が優秀ポスター賞に選出されました。さらに、日英オーガナイザーを座長として、参加者全員で今後の日英共同研究の発展に向けた課題や戦略について、活発な討論が展開されました。
本シンポジウムは、2017年2月にAMEDとMRCが署名した覚書(MOC)(2022年9月に更新)に基づき、毎年、日英交互に開催してきたものです。AMEDとMRCは神経科学分野における日英協力の進展を支援するため、引き続き協力していきたいと考えています。


シンポジウム会場とポスター会場

第6回日英ニューロサイエンスシンポジウム・プログラム
(上記の画像をクリックするとプログラムが表示されます。)
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最終更新日 令和7年11月5日


