海外事務所の活動報告 ロンドン・リエゾンの活動状況

Japan-UK Neuroscience Symposium

AMEDは、英国及び欧州との医療分野の研究開発の国際連携の拠点として平成29年(2017年)2月1日にロンドン事務所を開設しました。令和4年(2022年)4月1日からは名称をロンドン・リエゾンに改め、引き続き国際連携の推進や海外動向調査を担います。

AMEDと英国医学研究会議(以下MRC)は、基礎から臨床にわたる幅広い分野の医療研究開発プログラムを支援していることから、平成29年(2017年)2月1日に覚書(Memorandum of Cooperation; MOC)に署名し、特に感染症、薬剤耐性、再生医療、認知症(神経科学)を優先課題とした医学研究・開発の加速化に、共同して取り組むことに同意しています。

MOCの署名以降、こうした分野のワークショップやシンポジウムを共同開催し、感染症分野及び再生医療分野においては、令和元年(2019年)にAMEDとMRCの国際共同研究を開始しました。両国は、二国間での取り組みだけでなく、多国間協働の枠組みであるHuman Frontier Science Program(HFSP)、Global Alliance for Chronic Diseases(GACD)、 Global Alliance for Genomics and Health(GA4GH)、 Global Research Collaboration for Infectious Disease Preparedness (GloPID-R)、 Joint Programming Initiative on Antimicrobial Resistance(JPIAMR)にも、AMED及びMRCが参加し協働活動しています。これらに加えて、健康長寿(Healthy Aging)やバイオバンク、コホートをトピックとした日英共同研究促進の取り組みも行っています。

令和元年(2019年)9月20日、日英研究交流継続式典を開催しました。MRC フィオナ・ワッツ理事長、英国UKバイオバンク ローリー・コリンズCEOはじめ、日英の研究者、企業の関係者などが集まり、AMEDと英国におけるこれまでの様々な活動を振り返るとともに、日英の医療研究開発分野における共同活動の継続や更なる発展の可能性を確認しました。

イベント開催報告

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最終更新日 令和5年7月31日