機構概要 AMEDの役割・機能
AMEDは、健康・医療戦略推進本部の「健康・医療戦略」「医療分野研究開発推進計画」等の施策を進めていくため、日本の医療分野の研究開発の司令塔機能を担っています。 それまで文部科学省・厚生労働省・経済産業省が独自に実施していた医療分野の研究開発を一元的に実施することで、研究から臨床への迅速・円滑な橋渡し、国際水準の質の高い臨床研究・治験を確実に遂行できるシステムの構築等を行っています。
AMEDが果たすべき機能
AMEDは、Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)のPDCAにより、一貫したマネジメント機能をもって医療分野研究開発推進計画に沿った研究課題の実施を推進します。そして、優れた基礎研究の成果を臨床研究や実用化につなげることにより、医療の質を高め、世界最高水準の医療サービスの実現および健康長寿社会の形成に努めます。
AMEDが推進する研究開発
6つの統合プロジェクト
AMEDは、国が定める「第2期医療分野研究開発推進計画」に基づき、モダリティ(創薬手法や治療手段等)を軸とした6つの「統合プロジェクト」を中心に、医療分野の基礎から実用化までの研究開発を一元的に推進しています。また、日本における社会 課題として主要な7疾患領域(がん、生活習慣病〈循環器、糖尿病等〉、精神・神経疾患、老年医学・ 認知症、難病、成育、感染症〈薬剤耐性を含む〉)に関しても、豊富な経験を有する疾患領域コーディネーター(DC)を配置して十分な配慮をしつつ、事業運営に努めています。
基金等を活用した研究開発の促進等
特に先進的で緊要な革新的技術の創出や中長期的な研究開発の促進等のため、基金等の枠組みを活用した研究開発も実施しています。
各プロジェクト等の詳細は「事業紹介」をご覧ください。
最終更新日 令和5年12月13日