海外事務所の活動報告 シンガポール事務所について

写真・1枚目
開設時のレセプションの様子

AMEDシンガポール事務所は、日本とシンガポールの国交樹立50周年を記念する平成28(2016)年に開設しました。シンガポールで最初に設けられた研究、開発および技術の中心地区である“Science Park”内に構えたオフィスは、AMEDが同年3月16日にMOC(以下、覚書)に署名したシンガポール科学技術研究庁(以下A*STAR)まで車で10分弱、また国立シンガポール大学にも近接した好立地であり、ここを拠点として、所掌範囲であるアジアおよび大洋州各国との連携強化、医療分野の研究開発に関する技術情報・政策情報の収集・分析、人的ネットワークの構築、およびAMEDの情報発信等の活動を行いました。
 
特に、A*STARとは「健康長寿」及び「細胞治療」分野での国際共同研究事業を立ち上げるなど、緊密な連携関係を構築し、シンガポール保健省傘下の国立医学研究会議(NMRC)や国立シンガポール大学等をはじめとするシンガポール国内の主要機関との連携関係も軌道に乗せることができました。また大洋州では、豪州の国立保健医療研究評議会(NHMRC)と平成30(2018)年10月17日に覚書に署名し、e-ASIA共同研究プログラム等を通じた連携協力が実現しています。
 
このようにアジア、大洋州との連携の要(かなめ)を形成しミッションを遂げたことから、今後アジア、大洋州各国との連携はAMED本部活動として実施することとし、令和2(2020)年3月にシンガポール事務所を閉鎖しました。

イベント開催報告

最終更新日 令和3年1月26日