イベント 開催日:令和元年8月16日~25日 「Thailand National Science And Technology Fair 2019」(タイ科学技術博覧会2019)に今年もAMEDの研究成果を出展いたしました

開催報告

令和元(2019)年8月16日から25日の10日間に渡り、タイの科学技術省(MOST)とタイ国立科学博物館の共催による「Thailand National Science and Technology Fair 2019」(タイ科学技術博覧会2019)が首都バンコク郊外で開催され、昨年に引き続き、AMEDシンガポール事務所も研究成果を発表いたしました。

昭和59(1984)年以来行われている同博覧会では、“Science, Technology and Innovation: Inspiring Creativity for Better Living and Sustainability for the Nation”をテーマに、タイ国内外から103の省庁・政府機関、企業、団体が出展・参加、延べ100万人を超える大勢の来場者があり、大変な賑わいとなりました。

AMEDシンガポール事務所は、日本パビリオンにおいて、「地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)」のタイにおけるプロジェクト「効果的な結核対策のためのヒトと病原菌のゲノム情報の統合的活用」(東京大学/徳永教授ら・マヒドン大学等)、「開発途上国・新興国等における医療技術等実用化研究事業」の事業概要及びタイにおけるプロジェクト(マラリア原虫感染者発見率向上のための種特異的超高感度遺伝子検査システム開発研究(栄研化学(株))、並びにiPS細胞由来網膜色素上皮を用いた網膜変性疾患に対する臨床研究(理化学研究所/高橋博士ら)の3つのAMED事業について、ポスター、リーフレットを用いて成果発表を行いました。開催2日目のオープニングセレモニーで演説をされたウィラポン・パスワン高等教育・科学・研究・イノベーション省大臣代理(大臣主席顧問)がAMEDブースを視察されました。また、「将来は~になりたい」という高校生や、学校から興味のある展示についてレポートを書くよう課題を出された学生、また、家族連れや学校の先生、研究者等、多くの方々が興味を持って説明を聞いていかれました。


JAPANパビリオンでの集合写真

なお、同日本パビリオンは、在タイ日本国大使館が取りまとめを行い、AMEDシンガポール事務所の他、内閣府宇宙開発戦略推進事務局、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、東京大学・アジア技術研究所(AIT)、情報通信研究機構(NICT)、科学技術振興機構(JST)、国際農林水産業研究センター(JIRCAS)、日ASEAN科学技術イノベーション共同研究拠点(JASTIP)、理化学研究所(RIKEN)、日本学術振興会(JSPS)バンコク研究連絡センターの10機関・団体が参加しました。

以下の写真は、ウィラポン・パスワン高等教育・科学・研究・イノベーション省大臣代理(大臣主席顧問)並びに来場者への説明場面です。


ウィラポン・パスワン高等教育・科学・研究・
イノベーション省大臣代理への説明

来場者への説明

来場した学生たち

最終更新日 令和元年10月1日