イベント 開催日:平成30年8月16日~26日 「Thailand National Science And Technology Fair 2018」(タイ科学技術博覧会2018)にAMED研究成果を出展いたしました

開催報告

平成30(2018)年8月16日から26日の11日間に渡り、タイの科学技術省(MOST)とタイ国立科学博物館の共催による「Thailand National Science and Technology Fair 2018」(タイ科学技術博覧会2018)が首都バンコク郊外で開催されました。昭和59(1984)年以来開催されている同博覧会では、若い世代に科学の面白さを伝えることを目的に、今年は「生活の向上と持続的発展を求めて創造力を働かせよう」をテーマに、国内外から多くの省庁、政府機関、企業や団体が参加しました。

AMEDシンガポール事務所は、日本パビリオンにおいて、紀ノ岡正博教授(大阪大学大学院工学研究科 生命先端工学専攻)らによる「再生医療分野の産業化に向けた細胞加工設備」と、村垣善浩教授(東京女子医科大学 先端生命医科学研究所)らによる「スマート治療室」の研究開発について、ポスター、リーフレット、動画を用いて成果発表を行いました。会場では、多くの学生達から、日本の医療研究開発力に大きな関心が示されると共に、エンジニア関連の方や、バイオ関係の研究を行っている研究者や学生等が、それら技術に強い興味を持って立ち寄り、説明を聞いていかれました。

なお、同日本パビリオンは、在タイ日本国大使館が取りまとめを行い、AMEDシンガポール事務所の他、内閣府宇宙開発戦略推進事務局、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、東京大学 宇宙・地理空間技術による革新的ソーシャルサービス・コンソーシアム(GETISS)、情報通信研究機構(NICT)、科学技術振興機構(JST)、国際農林水産業研究センター(JIRCAS)、日ASEAN科学技術イノベーション共同研究拠点(JASTIP)、理化学研究所(RIKEN)、JSPSバンコク研究連絡センターの10機関・団体が参加しました。

開催2日目の17日にはオープニングセレモニーが行われ、プラユット(Prayuth)首相が会場を訪れ、佐渡島駐タイ大使の案内で、スビット(Dr.Suvit)科学技術大臣と共に、日本パビリオンも見学されました。期間中には、タイの小中高校生をはじめ、100万人を超える来場者があり、大変な賑わいとなりました。

以下の4枚の写真は、JAPANパビリオンでのプラユット首相との集合写真、並びに佐渡島駐タイ大使への説明、学生への説明場面です。

JAPANパビリオンでのプラユット首相との集合写真

佐渡島駐タイ大使への説明

佐渡島駐タイ大使への説明

学生への説明

資料

掲載日 平成30年9月18日

最終更新日 平成30年9月13日