イベント 開催日:平成31年3月4,5日 Asia Pacific Scientific Workshopをシンガポールで開催しました

開催報告

平成31(2019)年3月4-5日、Asia Pacific Scientific Workshopを、AMEDシンガポール事務所の運営の元、シンガポール(於:シンガポール国立大学)で開催しました。本ワークショップは、AMEDとオーストラリア国立保健医療研究評議会(National Health and Medical Research Council:NHMRC)、米国アメリカ国立アレルギー感染症研究所(National Institute of Allergy and Infectious Diseases:NIAID)、ニュージーランド健康研究協議会(Health Research Council:HRC)の共催で開かれ、日本・豪州・米国・ニュージーランド・シンガポール・タイ・フィリピン・インドネシア・カンボジア・ラオス・スリランカから、計50名を超える感染症研究者・がん研究者が参加しました。

ワークショップでは、日本側からAMEDの清野透PO、北潔PO、国立がん研究センター研究所の近藤格分野長、豪州側からBurnet InstituteのBrendan Crabb教授、Cancer Council NSWのKaren Canfell教授、そして米国側からNIAIDのDennis Dixon博士、Jane Knisely博士、Malla Rao博士の8名がコーディネーターとなり、研究者がそれぞれ所属研究機関での最新の感染症やがんの研究状況を発表・共有し、また今後の国際共同研究と発展しうる研究構想を紹介し、議論を行うことで、新たな共同研究の開始につながる協力の可能性を探りました。これにより、感染症・がん分野において、e-ASIA国際共同研究プログラム等をはじめとした国際共同研究の研究提案の促進が期待されます。

AMEDは、平成30(2018)年の10月に、NHMRCとの協力に関する覚書を署名しており、今回のワークショップは、当該覚書による豪州との生物・医学分野の連携の一環となります。

AMEDでは、引き続き国際共同研究の機会提供に取り組んでまいります。

  • Photo1ワークショップ会場の様子
  • Photo2参加者との集合写真

最終更新日 平成31年3月18日