イベント 開催日：令和元年5月23日～令和元年5月24日 日本・南アフリカ大学（SAJU）フォーラム

日本・南アフリカ大学（the South Africa-Japan University, SAJU）フォーラムは、日本・南アフリカ共和国両国の高等教育機関間の協働枠組みとして設立され、2年に一度、日本または南アフリカで交互に開催されています。

南アフリカのプレトリア大学フューチャー・アフリカ・キャンパスで開催された令和元（2019）年の第4回 SAJUフォーラムは、「グローバルな変化環境と21世紀の人類（The human being in the 21st Century in the context of global changes）」をテーマとして5月23日・24日に開催され、日本、南アフリカから集まった多くの研究者や関係者が、研究発表などを通じて交流を深めました。

日本からは、AMEDが医療分野の資金配分機関 として同フォーラムから出席を依頼されたほか、日本学術振興会（JSPS）、国際協力機構（JICA）、科学技術振興機構（JST）が参加、南アフリカからは、国立研究財団（NRF）、科学技術省（DST）、高等教育・訓練省（DHET）、国際教育協会（IEASA）等 が参加しました。

高城亮AMEDロンドン事務所長は、「共同研究や学生・職員の移動に対する各種研究支援（modalities of research support for collaboration, student & staff mobility）」のセッションで、AMEDの機能と概要について講演を行いました。AMEDが日本の医療分野における研究開発資源を一元管理し、基礎から臨床応用までの継続的で切れ目のない支援を実施していること、支援体制は5つの横断的プロジェクトと４つの疾患特異的プロジェクトで構成していること、国際共同研究プログラムも実施していること等を説明しました。また、AMEDはアフリカでも、感染症研究分野を中心にいくつかの共同研究事業を実施していることを紹介し、アフリカの共同研究者への謝意と、共同研究の成功への祈念を表明しました。