プレスリリース 医療分野国際科学技術共同研究開発推進事業 地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)における平成30年度新規採択研究課題の決定
プレスリリース
国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED、理事長 末松 誠)は、医療分野国際科学技術共同研究開発推進事業として実施する地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS:Science and Technology Research Partnership for Sustainable Development、サトレップス) 感染症分野 研究領域「開発途上国のニーズを踏まえた感染症対策研究」における平成30年度新規採択研究課題2件を条件付き注1)にて決定しました。(別紙1)
SATREPSは、文部科学省と外務省の支援のもと科学技術外交の強化を目的としてAMEDと独立行政法人国際協力機構(JICA)が連携して実施するプログラムです。開発途上国のニーズを基に、地球規模課題を対象とし、社会実装の構想を有する国際共同研究を政府開発援助(ODA)と連携して推進します。本プログラムでは、地球規模課題の解決及び科学技術水準の向上につながる新たな知見や技術を獲得することやこれらを通じたイノベーションの創出を目的としています。また、その国際共同研究を通じて開発途上国の自立的研究開発能力の向上とSDGsなどの課題解決に資する持続的活動体制の構築を図ります。
今回、感染症分野について研究提案の募集(平成29年9月12日~10月30日)を行ったところ、合計18件の応募がありました。募集締め切り後、ODAの視点からの評価も含め、当プログラムの課題評価委員会で定めた事前評価項目(別紙2)に基づき課題評価委員(別紙3)が書面審査とヒアリング審査を行い、2件の研究課題を選考しました。今後、契約などの準備が整い次第、支援を開始する予定です。
なお、SATREPSで対象とする分野のうち、環境・エネルギー分野、生物資源分野、防災分野は国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)とJICAの連携事業として実施されています注2)。
- 注1)条件付き
- 今後は、外務省による相手国政府との実施にかかわる国際約束の締結、それに続くJICAによる相手国関係機関との実務協議を経た後、研究課題ごとに共同研究を開始します。しかし、相手国関係機関との実務協議の内容や相手国情勢などによっては、新規採択研究課題の取り消しも含め内容が変更となるなどの可能性もあるため、現時点では「条件付き」での採択としています。
- 注2)
添付資料
- 別紙1:平成30年度採択研究課題の概要
- 別紙2:審査の観点(事前評価項目)
- 別紙3:平成30年度課題評価委員会委員
- 別紙4:平成20~30年度 感染症分野採択課題の国別分布
- 別紙5:地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)の概要
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E-mail:amed-satreps”AT”amed.go.jp
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E-mail:contact”AT”amed.go.jp
※E-mailは上記アドレス”AT”の部分を@に変えてください。
掲載日 平成30年5月17日
最終更新日 平成30年5月17日