成果情報 スマート治療室がグッドデザイン賞を受賞!!

成果情報

AMEDが東京女子医科大学(研究開発代表者:村垣善浩教授)を中心とした5大学、12企業(再委託先含む)と共に開発を進めている、「未来医療を実現する医療機器・システム研究開発事業『安全性と医療効率の向上を両立するスマート治療室の開発』」において、東京女子医科大学に設置したスマート治療室の「最終目標モデル」が、平成28年9月29日、グッドデザイン賞を受賞しました。
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グッドデザイン賞は、様々に展開される事象の中から「よいデザイン」を選び、顕彰することを通じ、私たちの産業、社会等をより豊かなものへと導くことを目的とした公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「総合的なデザインの推奨制度」です。今回の選考では、次世代の手術室(SCOT)の在り方を目指して、3次元的な病巣位置の把握に加え、時間軸の概念を取り込んだ4次元の「Hyper SCOT」を目指したシステム、デザインが評価され、専門家向けの先端的デザインとして受賞しました。

研究開発者の受賞コメント

今回開発したスマート治療室のモデルルームは、我々のプロジェクトの最終ゴールを具体的なイメージとして形にしたものです。我が国の技術を効果的にインテグレートすれば、世界最先端の機能を持った治療室を実現できることを示すことができ、今回その先進的なデザイン性を評価いただき嬉しく思います。未承認の機器が一部含まれますが、早期の実用化に向けて尽力していきます。(東京女子医科大学 村垣善浩教授・岡本淳特任講師)

掲載日 平成28年10月12日

最終更新日 平成28年10月12日