成果情報 東京医科歯科大学 生体材料工学研究所 松元 亮准教授が「第2回バイオインダストリー奨励賞」を受賞

成果情報

AMEDの「医療分野研究成果展開事業産学連携医療イノベーション創出プログラム(ACT-M)」の採択課題「次世代型の人工膵臓による革新的な糖尿病治療機器の開発」(代表機関:国立大学法人東京医科歯科大学、共同提案機関:国立大学法人名古屋大学およびニプロ株式会社)の研究成果が、「第2回バイオインダストリー奨励賞」(主催:一般財団法人バイオインダストリー協会)を受賞しました。

「バイオインダストリー奨励賞」は、2017年、(一財)バイオインダストリー協会が30周年を迎えるのを機に、次の30年を見据えて“最先端の研究が世界を創る―バイオテクノロジーの新時代―”をスローガンに、バイオインダストリー大賞と共にスタートしました。「奨励賞」は、バイオサイエンス、バイオテクノロジーに関連する応用を指向した研究に携わる有望な若手研究者とその業績を表彰するものです。

東京医科歯科大学の松元亮准教授は共同研究開発機関の名古屋大学やニプロ株式会社とともに、グルコース応答性のボロン酸含有アクリルアミドゲルと皮下挿入技術を組み合わせた自律型の人工膵臓の開発を行っており、独創性・新規性の高い研究成果を基に、複数の知財を取得し、共同研究開発機関とともに臨床応用を目指した研究開発を進めています。今回の受賞では、学術的な独創性に加えて、臨床ニーズに合わせた医工学・産学連携の展開、医療産業における潜在的波及効果が高く評価されました。贈呈式・受賞記念講演会は10月10日(水)、国際的なバイオイベント"BioJapan 2018"の会場(パシフィコ横浜)にて行われました。

  • バイオインダストリー協会会長と松元准教授(右)
  • 松元准教授
*写真提供:(一財)バイオインダストリー協会

本件に関するお問い合わせ先

研究内容に関すること

国立大学法人東京医科歯科大学 生体材料工学研究所
松元 亮(マツモト アキラ)
TEL:03-5280-8098
E-mail:matsumoto.bsr“AT”tmd.ac.jp

ACT-M事業に関すること

国立研究開発法人日本医療研究開発機構
産学連携部 産学連携課
〒100-0004 東京都千代田区大手町1-7-1
TEL:03-6870-2214
E-mail:sangaku“AT”amed.go.jp

※E-mailは上記アドレス”AT”の部分を@に変えてください。

掲載日 平成30年10月23日

最終更新日 平成30年10月23日