成果情報 筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構(WPI-IIIS)機構長の柳沢正史教授が、2023年生命科学部門の「ブレークスルー賞」(Breakthrough Prize)を受賞

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筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構(WPI-IIIS)機構長の柳沢正史教授が、2023年生命科学部門の「ブレークスルー賞」(Breakthrough Prize)を受賞いたしました。心からお祝いを申し上げます。

ブレークスルー賞は米グーグルの創業者らが2012年創設し、基礎物理学、生命科学、数学部門で毎年、受賞者を選定。生命科学部門は、難病治療などで功績の大きい研究者に贈られます。
柳沢正史教授は、新規生理活性ペプチド「オレキシン」を発見し、過眠症「ナルコレプシー」の病態を解明しました。さらにそれが過眠症と不眠症の治療薬に結び付いた実績が評価され、米スタンフォード大学のEmmanuel Mignot博士とともに今回の受賞となりました。

柳沢正史教授は、現在AMEDのムーンショット研究開発事業の目標7のプロジェクトマネージャー(PM)の一人として、「睡眠と冬眠:二つの「眠り」の解明と操作が拓く新世代医療の展開」をテーマに研究開発を行っています。

掲載日 令和4年9月26日

最終更新日 令和4年9月26日