公募情報 若手あり 平成30年度 「戦略的国際脳科学研究推進プログラム」に係る公募(二次公募)について

更新履歴

平成30年9月14日 ヒアリング審査の日程を掲載しました(ヒアリング審査日:平成30年9月29日(土)、30日(日))

基本情報

公募の段階 公募
開発フェーズ 基礎的,応用,非臨床研究・前臨床研究,臨床試験,該当なし
分野 精神・神経疾患に対応した研究
公募締め切り 平成30年8月27日(月) 正午(厳守)
お問い合わせ先
国立研究開発法人日本医療研究開発機構 戦略推進部 脳と心の研究課 戦略的国際脳科学研究推進プログラム 公募担当
住所: 〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目7番1号 読売新聞ビル22階
E-mail: brain-i"AT"amed.go.jp
備考:
※E-mailは上記アドレス"AT"の部分を@に変えてください。
※お問い合わせは必ずE-mailでお願いいたします。

公募内容

本公募要領に含まれる公募研究開発課題の概要は以下のとおりです。
公募研究開発課題の詳細は、公募要領を参照ください。

戦略的国際脳科学研究推進プログラム

  分野等、公募研究開発課題名 研究開発費の規模 研究開発実施
予定期間
新規採択課題予定数
1 中核的組織
(研究推進支援組織)
1課題当たり、1年度目年間26,000千円、2年度目以降年間45,000千円程度(間接経費を除く) 最長6年度
平成30年度~平成35年度
0~1課題程度
2 先進的個別研究開発課題
(若手研究型)
1課題当たり、年間10,000千円以内(間接経費を除く) 原則3年度以内
平成30年度~平成32年度
0~12課題程度

若手研究者 について

若手研究者の定義は、以下の条件を満たす者とします。

平成30年4月1日時点で博士号取得後8 年未満の者、又は年齢が、男性の場合は満40 歳未満の者(昭和53年4月2 日以降に生まれた者)、女性の場合は満43歳未満の者(昭和50年4月2日以降に生まれた者)。
採択された場合は、研究の実施にあたって、本事業のPS・POによる指導を受けてください。

※産前・産後休業又は育児休業をとった者は、満40歳未満又は満43歳未満の制限に、その日数を加算することができます。

事業概要

近年、諸外国では国家プロジェクトとして大型の脳科学研究が取り上げられています。米国では、平成25年(2013年)にブレインイニシアティブが発表され、NIHではヒトを対象としたMRI画像等による大規模研究ヒューマン・コネクトーム・プロジェクト(HCP)の第2期が平成28年(2016年)から開始、精神・神経疾患患者等の高精度な大規模データが蓄積されるとともにデータシェアリングシステムが構築されています。欧州では平成25年(2013年)に脳科学研究がEUフラッグシッププロジェクトに採択されるなど、脳科学の大型研究プロジェクトが開始されています。

我が国では社会に貢献する脳科学の実現を目標として、平成20年度より脳科学研究戦略推進プログラム(脳プロ)、平成26年度より神経回路の全容を解明する事を目的とした革新的技術による脳機能ネットワークの全容解明プロジェクト(革新脳)を実施しています。これら事業の研究成果を広く国内外の先端研究機関と共有し、データシェアリングによって国際的な大規模解析を推進することが喫緊の課題です。

精神・神経疾患における機能障害には大脳皮質下領域を含む神経回路が極めて重要な役割を果たしていることが近年注目されています。ヒトでの精神・神経疾患等に関与する複雑な神経回路異常の特定や機序の解明には、日本の研究のアドバンテージを活かしたマーモセット(一部マカク)を用いて、非ヒト霊長類の脳との構造や機能を比較する技術の開発が不可欠です。種間のギャップを越える変換技術が開発できれば、ヒト高次脳機能の解明を大きく促進できる可能性があります。

平成29年度で終了した脳プロにて推進してきたBMI技術研究では、これまでに神経回路異常の特定に成功するなど精神・神経疾患の診断や治療技術開発に向けた成果が出ています。これらの成果を医療へつなげるためには、脳画像などのビッグデータを解析するAI技術の開発・活用が重要です。また、脳科学研究とAI研究の連携により新たな脳型アルゴリズムを構築し、次世代のAIの開発に貢献し、脳の動作原理の理解へフィードバックする事が重要となります。

本事業では革新脳等の既存事業との緊密な連携の下、国際的な連携強化を図り、ライフステージに着目し、正常から疾患までの縦断的な脳画像解析・ヒト-非ヒト霊長類種間比較・ヒトの脳機能の神経回路レベルでの解明を行う事で、精神・神経疾患の早期発見、早期介入等の実現へ向けて推進します。わが国の脳科学研究における国際競争力を強化しつつ世界の脳科学研究に貢献します。

事業の案内ページ

応募資格者

公募要領で定める条件を満たす研究者
(公募要領「Ⅱ.応募に関する諸条件等 1.応募資格者」等を参照)

公募期間

平成30年8月1日(水) ~ 平成30年8月27日(月) 正午(厳守)

ヒアリング日程

平成30年9月29日(土)、30日(日)(予定)※必要に応じて実施

ヒアリング対象課題については、原則として1週間前までに研究開発代表者へEメールにてご連絡いたします。

公募説明会

説明会は終了致しました。当日の資料を以下より閲覧出来ます。
開催日時:
平成30年8月9日(木)午前10時30分~
場所:
国立研究開発法人日本医療研究開発機構 20階 会議室
東京都千代田区大手町1-7-1 読売新聞ビル  アクセスマップ

公募説明会資料

平成30年度戦略的国際脳科学研究推進プログラム(二次公募)公募説明会資料

応募方法

公募要領に記載のとおり、応募してください。
(公募要領「Ⅲ.公募・選考の実施方法 2.研究開発提案書等の作成及び提出」等を参照)

応募先

公募スケジュール

公募期間
平成30年8月1日(水)~平成30年8月27日(月)正午(厳守)
書面審査
平成30年8月下旬~9月中旬(予定)
ヒアリング
平成30年9月29日(土)、30日(日)(予定)
研究開発開始(契約締結等)
平成30年11月中旬(予定)

資料

掲載日 平成30年8月1日

最終更新日 平成30年9月14日